歯の豆知識

2004年2月号

口臭にサヨナラ~忍法口臭消し!!~

口臭はなぜ起こる?

食事イメージ

皆さんは、自分自身や他人の口臭が気になったことはありませんか?口臭は一度気になると、それが頭から離れなくなり、人づきあいに支障が出てしまうケースも珍しくありません。
 そもそも、口臭はなぜ起こるのでしょうか?重度の歯周病や虫歯ではないのに口臭が起こる場合、唾液の分泌が著しく減っていることが口臭の原因です。
 唾液には、食べかすをはじめとする、口の中の不純物を洗い流す働きがあります。唾液が不足すると、不純物をエサにした細菌が増殖し、口臭の原料になるガスを発生させるのです。
 ですから、唾液が少ないときには、必ずといっていいほど口臭が起こるのです。朝起きたときに、口がやたらと渇いて、におうという経験をしたことはありませんか? これは、寝ているときに唾液の分泌が減り、細菌が増殖しているからなのです。

唾液と口臭の関係

口を漱ぐイメージ

 さて、唾液の分泌は、主に自律神経の影響によるものです。緊張や不安を感じると口が渇くのも、そのせいだと考えられます。また、最近では、朝食を食べないために唾液の分泌が少なくなり、空腹時に口臭が起こる人も少なくありません。それ以外にも、老化や体力の衰え、ホルモンの変化が原因となり、唾液不足になることもあるようです。
 口臭を予防するために、私たちが日常の中でできること、それは、まず朝起きたらすぐに口をすすぐこと。これは、寝ているときに口の中で増殖した細菌を殺す絶大な効果があります。さらに、先はども少しふれましたが、朝食を必ず食べること。「噛む」という行為が、唾液の分泌を促します。最後に、唾液の分泌を促す訓練をすることです。なにやらむずかしそうなイメージですが、だれでも簡単に行うことができます!

口臭を消す方法

いつでもどこでもできる忍法口臭消し!

その昔、忍者が実際に用いていたそうです。忍者はこの方法で口腔内の衛生管理をしており、口臭だけでなく虫歯や歯周病も予防し、口の中の健康を維持してくれる簡単かつ確実な方法です。

  1. 口を大きく開け、噛んで36回カチカチと鳴らす(カチカチ)
  2. 舌を口の中で右12回・左12回ほど回す(グルグル)
  3. 口の中に溜まった唾液を飲み込む(ゴックン)

以上の動作を何回か繰り返してください!

お茶の葉消臭
コンブが苦手な人にオススメ

甲状腺機能障害の人や、コンブの味が苦手という人にオススメなのが”お茶の葉消臭”です。お茶に含まれるフラボノイド類やカテキンは、女性の更年期障害の予防や治療に効果があるので、女性ホルモンの影響による口臭にも有効です。コンブと同じく、口の中にお茶の葉を入れておけば、口臭はなくなります。葉っぱは噛まないようにして自然に解けるのを待ってください。繊維成分だけになったら、水分といっしょに飲み込みましょう。

だしコンブ消臭
口臭はもちろん口の乾燥も防ぎます

だしコンブを口の中にいれておき、唾液分泌を促します。すると、唾液が正常に出始めるので、口臭の原因となる細菌が洗い流されます。コンブには保湿成分の高いアルギン酸が多く含まれるので”だしコンブ消臭”は口の乾燥にも効果的!ただ、甲状腺機能障害の人はおこなわないでください。なぜなら、コンブには禁忌である”ヨード”が含まれており、これには新陳代謝を促進する働きがあるため、かえって悪影響を及ぼす危険があるからです。

まず、「忍法口臭消し」。これは、実際に忍者が行っていた技で、敵に気配をさとられないように、口臭を消していたものだと考えられています。次に「だしコンプ消臭」。これは、口の中に、だしコンプを長時間入れることによって、唾液が常に分泌されることを利用した方法です。ただし、甲状腺機能障害の人は「だしコンプ消臭」は行わないでください。摂取してはいけない成分、「ヨード」が含まれています。最後に、「お茶の葉消臭」。原理は 「だしコンプ消臭」と同じです。だしコンプが嫌いな人にはこちらの方法がよいでしょう。緊張したときや空腹時に口臭を感じたときには、いずれかの方法を試してみてください。唾液が口の中に自然とわいて、口臭が消える効果を実感できるでしょう。