歯の豆知識

2004年8月号

歯磨きQ&A

歯ブラシの替え時は?

歯ブラシイメージ

 例えば歯ブラシの毛先が外側に開いてきたら、取替えの合図です。
また、使うほどに毛先の弾力が失われて、ブラッシング効果が低下するので、毛先がそろっていても、大体約1ヶ月をめどに取り替えましょう。磨いたあとの歯ブラシは、よく洗って乾燥させます。ときどき「熱湯消毒」をすれば、より衛生的です。

歯ブラシの替え時は?

 歯垢は、ブラッシングだけで十分に除去できます。歯磨き粉をつけると、唾液がたくさん出てきて、時間をかけて磨けなくなるので、歯垢除去のためには、歯磨き粉を使わない「 ノン・ペースト・ブラッシング」をおすすめします。
 しかし、歯についたお茶などの色素(ステイン)は、ブラッシングだけではとれません。そこで、歯磨き粉をつけずにひととおりブラッシングしたあと、仕上げに歯磨き粉をつけて、歯の表面や噛み合わせの部分を磨く「二度磨き」をするとよいでしょう。
 歯磨き粉には、「研磨剤」のほか、「虫歯予防」「歯周病予防」「口臭予防」などのさまざまな成分が含まれています。説明書きをよく読んで、目的にあったものを選んで使いましょう。

ブラッシングだけで歯垢は落ちる?

歯と歯肉の境目の歯垢は、基本的には先述の「ノン・ペースト・ブラッシング」で落とせます。
ただ、人によって歯並びや歯肉の状態はさまざまなので、それに合わせて「歯ブラシの持ち方」や「毛先の当て方」などを工夫する必要があります。磨き方については、歯科医や歯科衛生士に指導してもらうといいでしょう!
 また、歯と歯の間に入り込んだ歯垢は、ブラッシングだけでは完全に除去できないので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを補助的に使います。ただし、自己流で使うと歯肉を傷つけ逆効果になることもあるので、必ず歯科医や歯科衛生士に正しい使い方を教わってください。

歯間ブラシ

歯間ブラシ
歯と歯の隙間に挿入して使用する小さな歯ブラシです。大きすぎても小さすぎてもよくないので、隙間の大きさにあったものを使うことがポイントです。

デンタルフロス

デンタルフロス
歯と歯の間を掃除する糸のようなものです。のこぎりを引くように歯間に入れ歯の面に合わせて上下に動かします。

歯周病予防にガムがいいって本当?

キシリトール入りガムイメージ

ガムを噛むと唾液の分泌が促されるだめ、口腔内の汚れを洗い流したり、口臭の予防になります。また、噛むときの摩擦で「歯垢をとる」「歯肉をマッサージする」といった効果も得られるので、ガムを噛むことは歯周病予防に効果的といえます。ただし、歯がぐらついている場合は、ガムなどはさけて、すぐ治療しましょう。ガムは砂糖が入っていない「ノンシュガータイプ」のものを選ぶと良いでしょう。キシリトール配合のものは、虫歯予防の効果もあります。

いつ磨くのが効果的?

食べたら即歯みがき

「食べたら磨く」が基本です。歯垢は食後に増えるので、3度の食事のあとはもちろん、間食後も忘れずに磨きましょう。また、「歯周病は夜進行する」とも言われ、歯垢の中の細菌は口の動きがなくなり、唾液が減る睡眠中に最もよく活動します。忙しくても、寝る前の歯磨きは欠かさないようにしましょう。歯肉のマッサージ効果を得るためには、食後にこだわらず「ながら磨き」を習慣にするとよいでしょう。湯船につかりながらの歯磨きは、時間をかけて磨けるうえ、血行がよくなってマッサージ効果も高まるのでおすすめです。