歯の豆知識

2017年9月号

口の中がどんどん潤う5つの習慣

表情筋と舌、腹筋・胸筋を鍛えて唾液をたっぷり出しましょう。食事の時とバスタイムは、リラックスして副交感神経を高めるチャンスです

①口ストレッチ
顔と舌の筋肉を動かし、唾液腺を刺激。喉の筋肉を使うので、嚥下力アップにも効果的です。「出勤前やテレビを見ながらなど、好きな時に行いましょう」(植田先生。以下同)

②1日5分のうつぶせ寝
「食べ物を飲み込む時には、無意識に呼吸をコントロールしています。したがって腹筋と胸筋が弱ると、呼吸機能と嚥下力が低下してしまうのです」自分の体重を“重石”にする楽々トレーニングを日課にして。)

③腹式呼吸
忙しさやストレスから、現代人はつい呼吸が浅くなりがちに。「日常生活の中で意識的に深呼吸する時間を取り入れて。両手をおへその5cmほど下(丹田)に当て、ここを膨らますように、ゆっくり腹式呼吸を繰り返しましょう」

④よく味わって食べる
唾液を出すには、毎食、美味しく楽しく食べることが一番。「よく噛むことでも唾液は増えますが、回数を数えたり硬い食材ばかり食べるのはストレスになって逆効果。水と塩以外の食物はすべて“命”です。命をいただくことへの感謝をもてば、自ずとゆっくり味わって食べる気持ちになるでしょう。また、食後の歯磨きにこだわりすぎ、食事の余韻を損なうのはナンセンス。ひと休みの後、歯ブラシで食べカスを取り除いたり、洗口液で口をゆすぎ除菌する程度でOKです」歯垢は就寝前と起床後にブラッシングで丁寧に落とすこと。

⑤唾液腺マッサージ
「夜寝る前に、ややぬるめの湯船につかってリラックス。サラサラ唾液が増えてきたところで、唾液腺を指で押して、さらに分泌を高めましょう」