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漢方と舌診

先日のお休みの日に、中央公会堂で行われたセミナーに行ってきました。

テーマは「プラス漢方でもっと輝いた毎日」

司会はフリーアナウンサーの八木早希さん。
前から3列目の席だったので、とても近くで見ることが出来ました‼

お話して下さるのは、心斎橋で女性医療クリニック・LUNA心斎橋
を開業されている二宮先生。
関西医科大学・総合医療センターで漢方治療をされている梶本先生のお二人。

梶本先生の漢方治療の特徴は、“心と体をひとつに診て治療する”を主軸に、
一人一人にあったオーダーメイド治療をします。

まずは“問診”
患者さんの「冷え」や「めまい」のj症状、汗の出方などの有無を確認します。

その次に“望診(ぼうしん)”
いわゆる目で患者さんの顔色や肌のつや、体型を読み取ります。

その後“舌診”
実際に患者さんの下の状態、色や形をみます。
歯科でもよく見かけるのですが、舌のはしに歯型がついている方。
舌診では、むくみが原因と読み取るそうです。
また、舌を上に上げた時に静脈が浮き上がっている状態を悪血「おけつ」といい、
血液の流れが悪いと読み取るそうです。

私も診療中に患者さんで舌の縁に歯型が、ついている人を良く見かけます。
大抵は食い縛りが原因だと言う事は知っていましたが、そこに加えて「浮腫(むくみ)」
もあるのだと知り、とても勉強になりました。

他にも、声のはりや大きさを耳で聞いて確認する“聞診(ぶんしん)”や、
実際に患者さんのお腹に触れ、冷えていないかや、固くなっていないかを確認する
“切診(せっしん)”もあります。

これら問・望・聞・切・舌診から得た患者さんの症状を総合した上で、
その方に合った漢方薬を処方します。

…という所で、先生方のお話が一段落。
ここで、ゲストのフリーアナウンサー・高橋真麻さんが登場。
テレビで見る時と変わらぬ快活な話し方が、好印象な方でした。

高橋さんも、アナウンサーデビューした時、あまりのストレスで体調を崩してしまい
TVロケに行くのもつらい日々が続いたそう。
本人的にはフリーになってからは体調も落ち着いて来ているとのことですが…?
そんな彼女に先生が問診や舌診を行い、いま現在不調箇所がないか、確認。
結果、「体に浮腫み等もなく大丈夫です」と、先生から太鼓判wp押されていました。

このセミナーを通して、言われていたのが
健康維持の為の三原則は、運動・食事・休養
病気になってからの治療よりも、病気になる前に予防する
この2つ。が大切だということ。

季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期。
皆さんも少し疲れを感じた際はゆっくり体を休め、自分の体と向き合う時間を
作ることも良いかも知れないですね(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ

BY:畑本