毎月第3火曜日に、天神橋6丁目のマミフラワーデザインスクールの大阪指定・新海和子教室に通っています。もう、習い始めてから20年経ちます。洋風のアレンジメントで、基礎的な事から応用編まで、いわゆる「いけばな」ではなく、「花をデザインする」というアート感覚の花です。毎回、いろんなテーマを与えていただいて、先生のご指導のもとに、自分流で活けています。
新海和子先生には、33年前の開業当時から、ご主人が大阪府歯科医師会の北区大淀支部支部長をなさっておられたので、ずっとお世話になっておりました。その関係で、娘達の子育てから手が離れた頃に、新海和子教室に通わせていただくことになりました。お稽古はもちろんですが、いつもお茶菓子を出していただきながら、先生や教室に来られている方々との「おしゃべり」が楽しみで通っております。
基礎科・本科・高等科を経て、本来ならば、東京の本部で試験を受けて資格が取れるのですが、私はず〜っと平社員ならず平生徒のまま、いろんな科のお稽古を続けています。現在は、「花くばり」プログレスコースと本科や研究科などの目新しいデザインをおりまぜていただき、楽しみながらのレッスンです。
今月は、本科の「グリーンアレンジメント」で、緑色の物ばかりで活けていきます。グラジオラスの背丈が大きいので、りっぱな花器を使ってみました。オアシスを入れて、花の丈と空間を考えながら試行錯誤し、バランスをみて活けます。新海先生の指導を仰ぎながら、完成です。一緒に活けていた友人の花。同じ花材でも、花器と活け手によって、こんなにも違いが出ます。これが、それぞれの個性や持ち味なのでしょうか?
昨秋から、今夏にかけての作品の一部です。花くばりコース「花のフレーム」
「ソテツのくばり」
「バショウのくばり」
「テーブルの花?」
「クロスした線?」
「クリスマスのデザイン」
「お正月の花」
基礎科の「トライアングル」
「波打つ花」
「ボケー」
お稽古が終わったら、花材や荷物を自転車に積み込んで、帰ります。今回は花が大きく、左右のハンドルにビニール袋を吊り下げて、帰ろうとペダルを踏み初めました。ところが・・・
右側のビニール袋が前の車輪に絡まってしまい、急停車!!自転車は右によろけて、私はそのまま足がつかずに、右側に投げ出されるようにドスンと転倒してしまいました。情けないですね。さっと身を交わすことができない、体の老化現象?!
「わぁ〜!!大丈夫ですか〜?」
と、若くて背の高いカッコいいお兄ちゃんが、心配して覗きこみにきてくれました。
「ええ、大丈夫です。ありがとう♪」
「急に倒れるからびっくりしたわ。熱中症かと思った。気〜つけてや。」
見知らぬ人やのに、ほんまに心配してくださって、ありがたい、ありがたい。
右のお尻を打ったけれど、足は大丈夫なので、そのまま自転車を漕いで帰りました。
診療所に帰ってきて、荷物がからまってこけた事を話すと、主人が、
「お〜い、自転車は大丈夫なんか?歪んでないか?」
え〜〜っ?!そっちですか?・・・私の事は、そっちのけ???(プンプン)
早速に、自転車を診療所の裏側に持って来て、歪みを直してました。(泣き)