浩子の部屋

6番目の孫誕生

秋分の日の朝8時、石巻の娘が午前4時頃に産科に入院したとの知らせが入りました。それを聴いていたコウキ君、
「バアバ、いしのまち、いちたい〜。」
気持ちは同じですが・・・今から行って間に合うわけもありません。もうすぐ産まれることは間違いありません。そこへ、9時過ぎにお婿ちゃんから次女に電話が入りました。
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「今さっき、破水したそうです!!分娩室へ入ったので、もうすぐ産まれるみたいです・・・
あっ?!いま、産まれましたぁ〜〜!!
えっ、実況中継みたいやね(笑)。たった今、分娩室へ移ったばかりやのに、もう産まれたんかいな。はぁ〜〜、やれやれ、母子ともに元気なようで、一安心。予定通りの女の子です。
11時頃に、私の携帯電話にお婿ちゃんから電話が入りました。カメラ機能で赤ちゃんの顔を映してくれています。
「わぁ〜〜!!元気な声やね。おめでとう!!どう?ノリコに似てる?」
「ううん、キヨちゃんそっくり。」
「リナちゃんにも似てる?」
「でも、リュウの方によく似てる。」
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そんな話をしながら、10分程度家族全員でカメラ通話しました。今の世の中、ほんとにタイムリーに映像が見ることができて、幸せですね。遠距離の場合は、こんなにありがたいものはありません。産声もしっかり聞こえるんですものね。
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あとになって娘から聞いた話です・・・
娘が分娩室隣りの部屋にいて9時ごろに破水し、もうすぐに「いきみ」がきて、産まれそうになったのですが、助産師さんに、そのまま歩いて隣りの分娩室に移ってほしいと言われたそうです。それで、歩いて分娩室に入り、「10秒で産まれた!!」ということです。
出かかっているのに、押さえて歩いて行く???・・・
私も長女の出産の時に、病室で待機している時に急に「いきみ」がきてしまい、助産師さんから「分娩室まで、歩けますか?」と言われ、なんか出かかっているのを押さえながら歩いて行きました。
「先生が来られるまで、待っててね。いきんだらアカンよ。」
夜遅かったのため、先生がお休みになっておられたので、私服のまま慌てて走って来られました。それから、息を吐いて、吸って吐いて「おぎゃぁ〜〜!!」でした。娘と同じく10秒くらいでした。(笑)
母子ともに無事というのが、何よりありがたいことです。お婿ちゃんのご両親からも喜びの声をいただきました。そして、
「江上家から、たくさんの幸せを運んでいただいて、ほんとにありがとうございます。」
との、温かいお礼の言葉までいただきました。いつも、娘の事もお褒めにあずかり、また大事にしていただいて、こちらこそ幸せなことです。私共が何の助けにもならず、お世話をおかけしております。ほんとにありがとうございます。
先日石巻に行った時に、私の心に残った、お義父さんのありがたいお言葉。
「ノリちゃんに、大事な“たから”産んでもらうんだから♪」
名前は何になるんでしょうね?楽しみ・・・

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