今日は、歯の母親教室「イーカムキッズクラブ」が、久しぶりに開催されました。3月は、診療所移転の為、見合わせていましたので、新しい診療所での開催は、初めてです。もう20回を迎えました。衛生士も、ベテランの米山・齊藤がセミナー担当です。最初の頃を思えば、随分進化してきました。参加者も多く、10組25名となり、お父さんも、おばあちゃんも参加していただきました。
今回は、2階の待合室が広いので、ここでプロジェクターを使って、行うことにしました。お子さんのお守りは、1階の待合室でさせていただきました。親御さんと離れることにより、人見知りのある子は、どんなに抱っこしてあやしてもギャンギャン泣きわめかれるので、2階までその泣き声が聞こえます。一生懸命説明してくれている声がかき消されてしまっていましたので、次回からは、マイクが必要だと思いました。
1回1回、回を重ねるごとに、内容が少しずつグレードアップしていくのは、ありがたいことです。スタッフ全員の協力なしでは、ほんとにできないことです。江上歯科ファミリー全員が揃って皆さんをお出迎えする気持ちで、全員が同じ方向を見て進んでいかないと、わざわざ来ていただくお父さんやお母さんに申し訳ない。ベテランスタッフの采配により、わりとスムーズに事が運びました。ありがたい、ありがたい。
私は、いつもカメラマン役です。参加者全員のお顔やセミナーの様子を写真と映像に写しました。皆さんの素敵な笑顔を撮らせていただきたい一心です。赤ちゃんは、ご機嫌ナナメのことも多く、なかなかこちら(カメラ目線)を向かせるのが上手くいきません。そんな状態の中、セミナーの様子や集合写真も一斉に撮ります。赤ちゃんのお守りも手伝うこともあり、終了時点ではもうヘトヘトです。
皆さんが帰られてから、写真の整理とブログアップと予防歯科に掲載する段取りをしていたら・・・「痛っ!?」・・・急に歯が痛くなってきました。疲れで肩が凝ったのかな?と思い、そのまま用事をとりあえず済ませ、家に帰って夕飯を食べようとしたのですが、ジンジンと歯が痛んできました。歯が噛み合う度に、ひびくような痛みと、歯の根っこがワクワクとして、ご飯も噛めず、お茶漬けくらいしか食べることしかできません。
歯の神経にとどく虫歯(歯髄炎)です。ワクワク、ジンジンして、頭まで痛くなってきました。もう「この歯」のことしか頭にありません。他のことをしようと思っても、集中力すらなくなってしまっています。
「わぁっ、いた〜〜っ!」
しかめっ面をしている私を横目に見て、主人が、
「しゃあないな。ごはん食べ終わったら、診たるから、もうちょっと待て。」
土曜日の遅い夜に、急患で診てもらうの気の毒やから、せめて明日まで辛抱しようと思っていたのですが、私が普段にない「しょげた顔」をしていたので、気遣ってくれたのでしょう。
それで、診療所に行って、歯髄沈静の応急処置を受けました。鎮静剤を歯の中に入れてもらったら、ひどい肩こりにサロンパスを貼ってもらったような、あのジワ〜ッと効く爽快感がありました。
「これで終わりや。もうすぐに治る!!これで、1ヶ月はいけるよ。」
ほんまかいな・・・と半分疑いながらも・・・10分ほどしたら、完全に痛みを忘れてしまうほどになりました。はぁ〜〜、やれやれ、今晩はぐっすり眠れる。(嬉)
喉元過ぎれば・・・ですが、やっぱり歯医者は「必需品」です。(笑)
患者さんの痛みと、治った時のありがた味とを再確認しました。
痛みの辛さを救ってくださると、「神様」に見えますよね。(ホント)
「すっかり、痛みとまったわ。ありがとう♪」
と言うと、主人は“にんまり”していました。