浩子の部屋

今年の嘔吐風邪

年末は、大忙し!!
医院仕事はもちろんのこと、賞与、忘年会、お歳暮、その礼状書き、この繁忙期に挨拶に来られる方の応対・悩み相談、休日の講習会・・・ここまでは、診療所の仕事。
プライベートは、次女の出産間近、長女はつわりが重く寝込みがちで、孫の守りも。
遂に、お婿ちゃん2人とも風邪でダウン。と、思いきや・・・


土曜日の夜に、疲れがピークに達しているのに、ピアノの稽古(2月に発表会)に行って、頑張ってしまった。
その結果(?)、夜中からのどの痛みがあり、体調不良。
早速、夜中の2時に、下剤(ミルマグ療法)を飲んで、眠ることにしました。
下剤100mlと水をコップ3杯飲んで、30分ほど経ったら、気分が悪くなってきました。
そのまま、トイレに直行。全部戻してしまいました。(泣)
でも、少しスッキリして、また水を飲んで、2〜3時間眠ることができました。
朝4時半ごろに、下腹部の痛みあり、トイレに直行。何回か寝ては起きで、ご想像の通り、下腹部はスッキリしたものの・・・体は、腰を中心にだるく重く、起きてもしんどい感じで、布団と仲良し。
昼ごろになって、なんか食べようという気になったので、炊きたてのご飯を一膳、山椒じゃこと一緒にいただいてみました。洗濯をしたり、ちょっと片付けをしたりと、ぼちぼち良くなってくる気配でしたが、悪寒がして、また布団と仲良し。
日頃の元気な時って、ずっと寝ること自体がしんどいと思うのに、体が吸い寄せられるように布団に潜り込んで、そのまま寝入ってしまう状況になってしまうんです。
「うとうと」のつもりが、ぐっすり眠り込んでいる自分に驚いてしまいます。
体がウイルスと闘っている時は、横になって「休め!」ですね。
すべての運動を停止してまで、ウイルスと闘うエネルギーを結集することが必要であることを、身を持って体験できる・・・ということなんですね。
自分の体でありながら、自分で思うように動かない、動けないもどかしさ・・・
健康で日々何気なく動けることのありがたさを、身にしみて感じながら、また、これから、自分の体の限界も知りながら、日常を送ることの大切さを思いました。
老化は確実に、自分の肉体に忍び寄っています。それを、気力でカバーしようとしているところに無理がかかっています。今回の風邪は、自分の肉体としっかり「向き合え!」と言われているようです。
日頃は、精神力・気力・心・感性という言葉をよく使っていますが、肉体はこれらを包括する魂の状態を写す「空蝉」です。
疲れが溜まって、「はぁ〜っ」とため息をつく時は、肉体から毒素を排泄しているのと、もうひとつ、「毒気」を抜いているのです。それでも抜けない毒気がたくさん溜まっている時は、肉体を完全に表面的活動停止の状態にして、排泄をするんですね。
肉体が疲労している時は、気の弱っている人、つまり、精神的に疲れている人や悩み多き人には、できるだけ近づかない方がいいということです。
体の症状で、下痢にして排泄している時はまだ軽度ですが、それに嘔吐が伴う時は、かなりの毒素が溜まっている、あるいは、憑いている(?)と感じます。
皆さんは、ただの嘔吐風邪ウイルスのせい(原因)と思われるでしょ?
抵抗力がなくなって、免疫力が弱まって、ウイルスに感染して、発病。
医学的には、そういう話ですね。これは、肉体だけを観ているからで、それ以外の心や魂や気の世界を抜きにした状況での話です。
「気が抜けた」時にこそ、ウイルスに感染するんです。
その人の魂の「主」が、席をはずしてしまうのを、待ち構えているんですね。
しっかりと目標を持ち続け、前に向かって進んでいる時には、「気」は向上し優勢な立場を持っています。気力を維持するには、自分で自分の「尻を叩け!」ということです。
昨日は、一日を無駄にしてしまいましたが、私の肉体にとっては、貴重なお休みの一日であったことと思います。予定の片付かなかった仕事は、これから集中して、年末まで頑張って乗り切ります!!(気の充填)
休みとて ぼんやりできぬ 凡あたま

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