浩子の部屋

授乳中の乳腺炎

3日前より、授乳中の娘の右乳房が、急に痛み出しました。
どうも、乳腺炎のようです。微熱も出ているようで、めったに「しんどい」と言わない子なのに、かなりの痛がりようです。
とりあえず、産婦人科にかかり、炎症を沈めてもらうしかないだろうということで、出産した産婦人科医院に出かけました。


オッパイの腺に塊が詰まって、出なくなっていたようです。
甘いものや、油っこいもの、そして、お餅などが原因で詰まると言われたそうです。
娘も、2人目の出産であり、オッパイのことは、すぐ出るもんだから・・・とあなどっていたのが一番の原因でした。
食事というのは、母乳にとってほんとに大切であり、出産後はお母さんの体自体が、乳牛のように「オッパイ製造機」になるんだから、その原材料が良いものでなかったらいけない。そんなことは、百も承知だったのだけれど、これくらいはいいだろうという勝手な思い込みのもとに、何のためらいもなく正月のご馳走を食べていたことが、裏目に出てしまったのです。
「炎症とは、こんなに痛いもんやねぇ〜。お産よりも痛いわぁ〜!」
と、普段、愚痴をあまりこぼさない娘も、相当辛かったことをもらしていました。
とりあえず、産科で、赤ちゃんにさほど影響のない(?)抗生物質と消炎剤を処方してもらったので、飲んでみることになりました。
私としても、抗生物質は、赤ちゃんにとって良くないので、賛成ではないですが、今の痛みをとる方法が先決と判断しました。1日経過すると、痛みはましになったようです。
しかし、乳腺の詰まってしまったところは、カチカチに固まってしまって、オッパイの出も悪い。赤ちゃんに吸ってもらうことで、ほぐすしかないということらしいです。
私も、娘(次女)を出産した後に、オッパイの傷口から感染して乳腺炎になり、吸われる度に、針を刺されるような痛みをこらえながら、吸わせていたことを思い出しました。
かなりの辛さでした。何回もそれが続くのだから、たまったものではありません。
その時は、乳首に副腎皮質軟膏を塗りながら、耐えてオッパイを吸わせていたら、だんだんに治ってきましたが、オッパイの量は減ってきていたようです。
娘も、ずいぶん痛いんだろうなあと感じていました。
1〜2日して、症状もだいぶん和らいだようでしたが、右のオッパイの出が悪いままなので、娘がインターネットで、オッパイマッサージをしているところを探しました。
尼崎に、母乳外来のような「桶谷式オッパイマッサージ」をしているところがあることを見つけ、早速行ってみることになりました。
朝から出かけて午後の3時頃に帰ってきました。その間、オッパイマッサージを受けて、その後ずっと赤ちゃんと向き合って授乳し続けるんだとか。たくさんオッパイで悩んでいるお母さんが来られていて、みんなで並んでオッパイをやり続けているそうです。
帰ってきたら、娘が、
「抗生物質飲んだから、オッパイの腺が固まってしまったって言われた。薬を飲まないで、マッサージしながらずっとオッパイを吸い続けさせるのが、治す一番良い方法なんやて〜。」
「は〜〜ぁ、そうなんや!!
やっぱり、お薬を飲むと自然に反するから、いろんな悪い結果が出るんやね。その時々には、表面的な炎症が和らいで楽になるけれど、長い目で見たら、本来、生物としての摂理から遠ざかっているんやからね。動物は、薬なんて飲まないんやから。」
「それから、食事も、やっぱり油っこいもの、特に、動物性脂肪を摂らないようにって・・・肉も魚もアカンて言われた。」
乳牛は、毎日、野原の葉っぱばかり食べて、あれだけの「乳」を出すことができる。
人間も同じなんですね。
米や豆や野菜を中心にした和食が最高なんですね。栄養価の高い食品は、かえって赤ちゃんにとっては、美味しいオッパイではなく、まずいオッパイになるようです。
昔からの伝統の日本の食生活に戻さないといけない。
赤ちゃんが、我々に必死で伝えてくれているようです。
ほんとうに大切なもの、ほんとうに大切なことを、赤ちゃんは無言ですが、神様からの伝言をちゃんと教えてくれるんです。
人間として「生きる」本質を!!生命の神秘を!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.