「今日は、何の祝日だった?」
皆がよくわかっていないようですが、「建国記念の日」です。
昔は「紀元節」と呼ばれていて、日本国の始まりの日だそうですが??
実は、私も詳細はよくわかりません。
でも、私にとっては、ちょっと「グルメな日」でした。
いつも例会をしている古川さんのお勧めの店、スペイン料理の「エルポニエンテ・カルボン」へ行きました。
とっても落ち着いた雰囲気のある店で、北スペインで食べられている料理を出す店だとか。
北スペインはまだ旅行したことがないのですが、ここで生産される「鉄」や「炭」が有名らしく、店内は、鉄のドアや壁、そして、炭をイメージした黒を基調としたインテリア。
「カルボン」の名の由来は、英語でいう「カーボン」・・・そう、炭という意味です。
スペイン料理といえば、まず生ハム「ハモンセラーノ」です。
これに、白ワインが、私と主人の大のお気に入り。
ここでは、さらに「ハモンイベリコ」・・・つまり、天然の黒豚、いわゆるイベリコ豚の高級生ハムを置いてあるんです。
早速、注文していただくことに・・・
スタッフの方が、柔軟性のある「しなるナイフ」で、イベリコ豚を削いでくださいました。
生ハムを上手に削るコンテストの3位入賞の方です。さすがに見事な腕前です。
お味は・・・トロッとしたアブラがのった味で、舌の上でなめらかに溶けていくような、しっとり感もあり、少しアブラの甘味を感じるものでした。
スペインでもイベリコは食べたことがないので、とっても「美味」!!
さっぱりした白ワインとの相性も良く、ひたすら「まったり感」を味わい、大満足。
実は今日は、当院スタッフのホワイトデーの食事会をする店を決める為の下見が、本来の目的。(まだ、バレンタインのチョコをいただいたわけではないんですが・・・)
このスペイン産生ハムを出せるところはめったにないので、「春の特選メニュー」を予約することに決めました。
料理は、単品で、天使のエビの炭火焼、タコの料理、そしてイカ墨のパエリアを注文。
どれも、とっても美味しくいただきました。
料理の説明をしてくださるのは、ソムリエの野中さん。
料理の内容ばかりでなく、スペインの郷土についてもいろいろと詳細に知っておられ、ワインの効きめもあってか、そのお話に心地よく耳を傾けました。
また、一緒にお食事をした古川さんと合田さん とも、「スタッフを誉めて育てる」という「深イイ〜話」に盛り上がりました。
来客に対しては、社交辞令の褒めことばはもちろん大切ですが、さりげない心のままの目線で「見た・感じた言葉」をかけると、相手の心の扉がすっと開く・・・という私の体験談もしました。また、帰り際にかける言葉は、一番よく覚えていて心(潜在意識)に残るので、できるだけ最後に最高の言葉をかけると効果的であることも話しました。
「誉めて育てる」・・・これは子育ても同じです。
気分がいいと、人はより良い行動を起こします。
希望を持って、果敢にチャレンジできます。そして、新しい自分に出会い、自信もついてきます。
私達、歯科に携わる者も、患者さんへの励ましは、「頑張ってください」ではなく、「よく頑張ってくださいましたね」「いつも歯を大切にしていただいてありがとうございます」「笑顔が一層ステキになりましたね」というような言葉です。
相手に心地よい言葉を発することは、自分もその心地よい波調をいただくということです。
相手も自分も気持ちがいい・・・すべてが順調に運びますよね。
何事も、ひと足先のちょっとした気遣いが功を奏するようです。
ハモンイベリコのように、見た目ではなく、じっくり味わっているうちに旨味がでてくるような、そんな人になりたいですね。
ところで・・・「ホワイトデー」って、いったい何???
「ホワットデー(What day?)」