今日は、歯科医師会の健康増進リクレーションで、天保山にある「海遊館」に行きました。大阪に住んでいながら、私達夫婦は初めての入館です。孫達と一緒に、地下鉄を乗り継いで大阪港へ着くと、今日は海からの冷たい風が吹いていました。観光や見学に来ている子供達も多く、メッチャ混みでした。
まず、一番高い8階から、順路に従って降りて行きます。まず出会ったのが、北のアリューシャン列島に生息する「ラッコ」。プワーッと寝そべって浮いたり、ぐるぐると旋回して泳いだり、スーッと下の方にもぐって行ったかと思うと、ピョーンと飛び出てきたり、しぐさが可愛いですね。孫も、水面付近で上や下を覗いては、どんなふうに泳いでいるのか興味が深まります。ほんとに間近で見ることができ、動物との距離感が縮まります。
丁度、11時からは「餌やりタイム」だったので、じっと見ていました。鯵やイカをもらっているようです。餌をもらうときは、5匹位が寄ってきますが、取り合いすることもなく、順序良くもらっています。お互いに仲良くお付き合いをしている証拠ですね。(笑)
ラッコ達は、やっぱり小さな子供達には大の人気者です。コウキも飽きることなく楽しんでいました。
次は、アメリカ西海岸のモンタレー湾付近に生息する「アシカ」「アザラシ」。可愛いゴマアザラシが、陸地でお昼寝をしていました。アシカもアザラシも泳ぎがスピーディで、上下左右に自由自在です。孫も、目の前をスイスイと通って行くのに感心していました。しかも、水面と平行に泳ぐときは、背泳ぎで(お腹のほうが上になって)、上下逆さまに泳いでいるのを初めて知りました。私達は先入観があり、陸地にあがっている姿からしか想像していないのですね。海で生息する生物は、陸地に棲む動物の常識をはるかに超えた世界であることも、今回あらためて感じました。
その次は、南極のペンギン。可愛い立ち姿は、皆さんの想像通りです。南アフリカの南端で見たペンギン達の群れを思い出します。海に入って行くのはバラバラでも、海から上がってくる時は、波に乗って一斉に上がってきます。歩き始めの幼児のように、トコトコと歩く姿のなんとも言えない抱きしめたくなるようなあどけなさに、人気が集まるのですね。
オーストラリアのグレート・バリア・リーフの珊瑚礁にいる色とりどりの魚達。水の中の「蝶」のようにヒラヒラ・キラキラと泳いでいました。
「あらっ?!サンタさんの潜水夫や。」
最後のお目当ては、海遊館ハイライトの「ジンベエザメ」。太平洋に棲む大型回遊魚がのんびり・ゆっくり・優雅に泳いでいます。2匹のジンベエザメは、水槽の上方と下方に分かれて、小さな魚の群れを引き連れて泳いでいました。下から見上げてみると、まるで飛行機が飛んで行くような感じです。
孫も、その大きさにびっくりしていました。会話をする余裕もなく、黙ってじっと見つめているばかりです。ちょっと疲れたのかな??それとも、お腹が空いているのかな??
前もって予約していた、隣接する天保山マーケットプレイスの「がんこ寿司」にて、昼食。一緒に見て回ってくださった歯科医師会支部の先生方と、「お疲れさん」の乾杯!!
孫達も、一斉に食事。夢中で食べます。一息ついてきたら、木村先生が、孫達に手品を披露してくださいました。おまけに、風船のキリンや刀を作ってもらってご機嫌です。
家族だけで行くより、気心の知れた先生方との、ワイワイ賑やかで楽しい一日でした。
本日は、水族館の魚だけでなく、私達がぐるぐる回って歩く・・・
「会友と 海遊館を 回遊する日」