「♪ヤ〜〜レン、ソ〜〜ラン、た〜いりょ〜ぉだ〜♪」
と、可愛らしい綺麗な、しかも、コブシの利いた高音の声。
テレビ画面を見てみたら、ちっちゃな女の子。
なんと、昨年12月にデビューした10歳の演歌歌手、「さくらまや」ちゃん??
初めて聞くその名前、初めて見るその子・・・へぇ〜〜!!
なんでも、北海道の帯広に住んでいて、父母姉との4人暮らし。
家では、17歳になるオーケストラに携わるお姉ちゃんに、声楽のレッスンを受けていました。
お姉ちゃんは、ピアノを弾きながら、彼女の声を聴き、
「はい、そこはもっと『ありがとう』の感情を込めて!!もう一度・・・♪」
と、指導されていました。
家族愛も素晴らしく、お父さんもお母さんも、みんなが協力的で仲がいい理想的な家族です。まやちゃんは、顔はお父さん似で、眼が大きくクリクリッとしていて片エクボがあり、背はお母さん似でちょっと小さめ。見ていて、ほんとにコンパクトで、小学校5年生とは思えないほど、かわいい感じです。
でも、彼女はプロの演歌歌手。
日常も、日舞に、そして、お琴の練習にと余念がない。
「演歌のこころ」を歌い上げるには、「日本のこころ」が必要ということで、ただ歌うのではなく、心から言葉を発し、心からメロディーを奏でるために、必死に勉強しているということです。
そして、日舞の先生いわく、
「普通の子だったら、足を投げ出したり、くたびれて横になったり、弱音を吐いたりするけれど、この子は、いつもきちっとしていて、そんなことは絶対にありませんねぇ〜。
ほんとに熱心で、素晴らしいですよ。」
と、絶賛されていました。体は小さくても、プロとしての根性がぎっしり詰まっているんですね。お琴の先生も同様におっしゃっていました。
生まれつき??・・・
演歌歌手になるために生まれてきた・・・
お姉ちゃんの話では、生後3ヶ月のころ、明治チョコレートのCMソング、
「チョコレート〜は〜♪」
と、歌いだすと、まやちゃんが、
「め♪い♪じ♪」
と、歌っていた???そうです。(ほんまかいあなぁ〜)
それくらい、生まれつき音感がある子なんでしょうね。
平成の「美空ひばり」みたいになりそうですよ!!
やはり、「天性」というものがあるんですね。
生まれて持った才能、生まれて持った技量、生まれて持った使命。
孫を見ていて、それを感じます。
この子達は、この世の中のために、この家のために、家族のために、精一杯の幸せを与えるために生まれてきてくれたんだと・・・
そして、それぞれに役割分担して、兄弟となって生まれてくるんだと・・・
家族に、さまざまな気づきを与え、温かいこころを育くみ、満面の笑みと人への奉仕の心を育て、人間としての役目を背負って生きていることを感じるように・・・
私たちは、子や孫を育てているんではない。
育ててもらっているのは私たちです。
「最高の喜び」と「最高の幸せ」というご褒美をいただきながら、育まれているのですね。
かわいくて・・・かわいくて・・・
何にも変えがたい・・・たからもの・・・
お金で買うことのできない最高のたからもの・・・
家族みんなが、孫の笑顔で癒されています。
10歳演歌歌手のまやちゃんも、可愛くて、歌がとっても上手くて、みんなから慕われる存在です。
桜の開花する今日この頃・・・
さくらまやも「パ〜ッ」と明るく開花しつつあるようです。