浩子の部屋

4人目の孫誕生♪

明け方になって、娘(長女)が、お腹がシクシクしてきた・・・と、言ってきた。すぐに病院に電話してみると、
「まだ、30分間隔くらいだったら、様子をみて・・・」
との応答。それで、診察時間が始まる9時ごろに行くことになった。お婿ちゃんは石巻にいたので、第1便の飛行機で来てもらうことに。私は、今日の午前の仕事ができないので、急遽アルバイトの八木さんに受付業務応援を頼んだ。娘と共に、主人に車で送ってもらい、都島区の川端産婦人科へ。
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診察してもらうと、もう子宮口が5?開いているので、このまま分娩室に入院することになった。ここの分娩室も今回で3度目。こちらも段取りがわかっているので、慌てることはない。ただし、前回、次女が入院してから1時間半で出産した経験があるので、気分的にゆっくりムードではないことも確か。
孫を連れているので、病室にずっと付き添わせるのは可哀想だから・・・と、近所のスーパーまででかけて行った。トイザラスでしばらく遊んで、おもちゃを買って帰ってきたら、丁度お婿ちゃんが到着していた。
しばらく様子をみていたが、子宮口は7?くらいとのこと。(もう少しやねぇ〜)
「今のうちに昼ごはん食べに行く?」
と、前回の長男出産の時と同じように、隣にある蕎麦屋「今日亭」に行く。というのは、前回、婿ちゃんと一緒にここの蕎麦を食べて帰ってきたら、1時間くらいして生まれたから・・・また、蕎麦を食べたら早く生まれるかも???・・・と、これも前回と同じ・・・「温鴨汁そば」
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12時過ぎに分娩室に戻ってくると・・・もう、3分おきの陣痛になっていた。あと、1〜2時間で生まれそう〜♪
部屋のテレビ画面には、癒しのための自然風景と音楽が流れていたが、娘が「吉本新喜劇」の番組に替えてほしいとのこと。お婿ちゃんが、チャンネルを切り替えてみると、
「わぁ〜! めっちゃ癒されるわぁ〜。」
さすが、根っからの「大阪人」!!
やっぱり、こんな時でも、大阪の「お笑い文化」である「ボケ」と「ツッコミ」の小気味よいテンポが、彼女の体に浸透して癒しの効果をあげるんやね。
しばらくすると破水した感じ・・・看護士さんの出入りが多くなってきた。
午後1時過ぎになって、急に「いきみ」がきたようだ。川端(女)先生が入って来られた。
わぁ〜、もうすぐだぁ〜。
スタッフの方3人と共に、
「はい、ゆっくり息を吐いて〜。まだですよ〜ぉ。」
「はい、もう1回。吸ってから、吐いて〜ぇ。」
「はい、その調子。じゃあ、今度はいきんでいいからねぇ。」
「はい、がんばって〜〜ぇ!!はい、もういちどぉ、がんばって〜〜ぇ!!」
「オギャ〜〜ァ!!」
わぁ〜、う・ま・れ・た〜〜。
「女の子ですよ〜。」
パパも立ち会いのもと、無事出産。ヘソの緒を切るところも写真撮影。
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ママの感想は、
「ワァ〜、痛かったぁ〜。急にきたから、あぁ、しんど〜!!ほんま、疲れたわぁ〜。」
孫(長男)は何のことだかよくわかっていない。
「赤ちゃん生まれたよ〜。はい、見においで。」
と言うと、ちょっと、びっくりして、あとずさり・・・なにか、ギャ〜っと泣いている赤ちゃんにおののいた様子・・・
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まだ、わかったような、わからないような、不思議な感覚なんでしょうね。みんなに、
「お兄ちゃんになったよ。おめでとう!!」
と、言われても、チンプンカンプン???
可愛い天使の突然の来訪に、とまどう気持ち・・・
小さな小さなハートは、必死になって、自分の存在そのものを考え直しているような・・・感あり。
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思ったより早く生まれたことに、看護士さんは、
「やっぱり、お蕎麦を食べに行った効果があったようですねぇ〜。」(クスッ)
「ほんとに、ジンクスみたいになりましたね。」(へへ)
うまれる「かも」?は、うまれるすぐ「そば」にあった・・・のですね。(笑)
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