「こんにちは~。」と言って、バケツを下げてこられたご近所の奥さん。
「どうされました~?」と尋ねたら、
「これ、理絵さんから頼まれていたので・・・」と。
覗いてみたら、なんと可愛い、ちっちゃなメダカさん達ではありませんか?!
「わぁ~、こんなにいただいていいんですか?」
聞いてみると、あちこちで飼われていて、孵化されているようです。
「これでも、ちょっと大きめのものばかり、すくってきたんやけど・・・」
バケツの中では、ほんとに蚊のような小さなメダカさんが泳いでいます。
「大きなメダカと一緒に入れておくと、卵を食べられてしまって孵化できないのよ。だから、藻についた卵を別に避けて、こうしておいておくと上手く誕生するんよ。」
ほんとに、野生的に何処でも育つのだと思っていたら、いろいろと陰のご苦労があるのだと感心しました。でも、ほんまに可愛いこと!!ちっちゃ過ぎて、写真も撮りにくい・・・くらいですよ。
「餌は、小さいからやり過ぎないように。1日1回で充分。ここに育て方や餌のやり方を書いてあるから、よく読んで育ててね。」
孫達が欲しがったので、娘が頼んだのだと思いますが、早速に持って来ていただけるとは・・・ほんとに親切ですね。ありがたいですね。
ちょうど休憩時間を迎えたスタッフ達が、「これ、何ですか?」と覗きこんできました。
「ほんまにいるんや~。」と、小さく動いているメダカさんにビックリ!!都会では、メダカを見ることはめったにありません。メダカって、子供時代への郷愁をそそりますね。みんな懐かしい優しい気持ちになれます。
やっぱり、思い出すのはこの歌!!
♪めだか~~~の学校は~、川の~~なか~~。
そ~っとのぞいて見てごらん。
そ~っとのぞいてみてごらん。みんなでお遊戯しているよ~♪
ほんとに覗いているだけで、ほわっとした幸せな気持ちになれますね。
そして、そ~~っと声かけしたくなりますね。
「メダカさん達、おおきくな~~~れ!!」