浩子の部屋

フラワーハイキング

今日は、お天気よさそう!!
集合時間に玄関に出てみると、
「えっ?!六輪駆動車??」
そうです。軍隊用に使われていたものを改装した、観光用の駆動車です。舗装されていない山道や林道用の高踏破性能の特別車だそうです。もうすでに皆さんが座られていたので、一番後ろの席に・・・
さあ、出発です!!
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ゆれる、ゆれる、大揺れ〜です。
上下にポコポコ、ポコポコ。普通の舗装道路なのに、すでにこんなに揺れるんです。この先、どうなるんでしょうか・・・正直、不安になりました。
しばらくすると、森の中の、道なき道に入りました。上下どころか左右にも、大揺れ。「わぁ〜〜ぁ〜〜!!」というぐらいに凄いですよ!!もう、ディズニーランドのアトラクション遊具に乗っているみたいな感じです。行きはヨイヨイ、帰りはコワイ・・・どころか、行きもコワイ、コワイ。(笑)
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途中、森の中の道路上で、写真休憩。ここは、雪解けの水が流れる川が、今は乾いた川になっているので、車が走れるそうです。素晴らしい快晴のコリャークスキー火山。噴煙を上げている、生きている姿が、「日本の富士山よりも美しい!!」と思えます。
休憩が終わった後、「さあ、車に乗るぞ〜!!」と思ったら、運転席から、先に乗っておられたツアー客の男性が、「おいで、おいで〜」と手招きされました。
「えっ?!私のこと??ほんまにいいんですか??」
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すると、ドアを開けてくださり、運転手のアレキサンドラさんも手伝って、乗せてくださいました。
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運転席は揺れが少ないし、見晴らしも最高です。そして、道なき道をどんどん進んでいくのが見えるので、そのスリル感と、美しい勇壮な山の景色の両方を楽しむことができます。ほんとに、恵まれて、恵まれて、こんなにもいい条件の「この日」。幸せすぎて、ありがたすぎて、いいのだろうか・・・と思ってしまいます。
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もう一度、休憩を兼ねての写真タイム。四方どこを見ても、雲ひとつありません。白い残雪の美しい美しいコリャークスキー火山からは、延々と噴煙が上がっています。
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まさに、「神の山」です!!
カムチャッカの「カム」は「男」、「チャッカ」は「女」という意味。その「男」と「女」が一緒になって、カムチャッカという言葉になったという話があります。
その通り、コリャークスキー火山も、噴煙を上げている側が「男」、その反対側に「女」がありました。(・・・と、私は感じました。)
つまり、カムチャッカ富士は、「アダムとイブの山」です。
人間や生物の魂の源である「神の山」です。ここで、魂が噴出して生まれ、生物の生命となって流れていく。そんな気がするのは、私だけでしょうか??思わず、「神の山」に両手を合わせました。
「お招きいただいて、ほんとにありがとうございました。」
ここに来て、ここに来ることができて、ほんとに幸せです。
何故、今回の旅行がカムチャッカなのか?!やっと謎解きができました。
神様、この大地に、最高の条件で逢わせていただきました。
全ての世の中のウサを、きれいに浄化していただきました。
そして、アダムとイブの山から、また新しいパワーをいただき、ここへ来たことの意味を充分に感じることができました。
ありがとう、カムチャッカ♪♪
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フラワーハイキングは、ここから2時間くらい、ゆっくりと下りながら、いろんな高山植物を見て歩きます。
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あまりにたくさんあるので、ここでは写真だけで、省略します。キノコやバッタもおりましたよ。
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コリャークスキー火山にも、だんだんと雲がかかってきました。お天気が良すぎると、地上の温度が上昇して水が蒸発し、それが上空で冷えて雲になってしまうのだそうです。午後は雲に隠れてしまうことを現地の方は皆、分かっていらっしゃるのですね。自然の世界の観光は、ほんとに天候に左右されます。こんなにいい条件はあまり無いでしょう!!基本的に、夏でも、雨と晴れは半分半分くらいだそうです。カムチャッカの人達は、この夏の暑い日差しが大好きで、嬉しいそうです。(大阪のオバちゃんが、日が当たらないように気をつけているのは、異常に見えるそうですよ。)
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今日の帰りの六輪駆動車の車内温度は、恐らく30度を軽く超えていました。大阪の夏より暑いやん!!カムチャッカは緯度55度だから、寒いとばかり思っていたのに・・・全く、正反対でした。(はぁ〜〜)
地球の温暖化は、ここでも急激に起こっているようです。そのうち、日本も熱帯ジャングルになるかもしれません。その時には、是非、カムチャッカに移住してくださいね。(笑)

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