浩子の部屋

医療とかかわらず過ごす?

膀胱癌の切除手術を受けてから、早や1年半が経過しました。今は、3ヶ月に一度の検診に行っています。本当は病院にはあまり行きたくないのですが、周囲への心配をかけないように・・・という気持ちで出かけます。予約された日時に合わせて出かけますが、泌尿器科の患者さんは、朝早くからたくさん来られているので、結構待ち時間があります。

今日も、待ち時間を考慮に入れ、その間に読める本を持って、早めに出かけていきます。持って行った本は、「大往生したけりゃ、医療とかかわるな」(自然死のすすめ)という中村仁一氏(社会福祉老人ホーム同和園附属診療所所長、医師、京都大学医学部卒)著書です。
「それ、病院に持っていく本と違うやろ!!」
と言われそうな、いつも行動と正反対?の本を持っていきます。(笑)

本当は医療にかかわりたくないのですが、一昨年は血尿が続いていたのは確かなので、治ればありがたいし、ダメであれば諦めたらいいし・・・という気持ちで受診しました。病気の原因が何なのかが分かれば嬉しいという気持ちでした。だから、原因が膀胱腫瘍とわかってホッとしました。まして、悪性腫瘍を切除できるというのも、ありがたいことでした。

結果は、膀胱壁に浸潤していないということで、切除後の傷跡もきれいにツルツルになって治っています。内視鏡検査は、この膀胱壁の状態を確認し、再発していないかを確かめるためにします。ついでに、尿の細胞診検査も行います。おかげさまで、ずっと良好です。

「癌」は自分で作ったものです。いわゆる、生活習慣や飲食生活習慣の乱れが、自分の身体を痛めつけて出来上がったものです。それを反省するために「病気」になるんです。そして、生活習慣の見直しをしないといけないんです。私は、ずっと睡眠時間を削って、深夜寒く冷えたところでパソコンに向かっていました。恐らく、若い人でも病気になっていただろうと思うくらいです。

手術後は、ずっと睡眠時間を充分にとるようにしています。そして、できる限り無理をしない・・・と言いながらも、毎日追われている仕事、山積みしている仕事、そして、緊急性を要する用事に挟まれて、一息つくのがやっとという生活です(苦笑)。でも、以前よりは随分自分をかばっているつもりです。そして、限りある人生ですから、今の瞬間瞬間をしっかり楽しもうという気持で、歩んでいます。

仕事も趣味も遊びも、そして人助けも・・・いっぱいしたい♪
家族を含めて、周囲の方にも、いっぱい助けていただきながら、自分の老後に本当にやりたかった事「夢」を実現しようと思っています。

実は、8月1日より・・・

「サロン・ド・ヒロリン」   =心の美容室へようこそ=

をオープン致します。人生の迷い道に入りかけ、もしくは入ってしまった方に、ご自分の本心を鏡に映し出し、本来あるべき姿に気づいていただこうという主旨で始めます。私自身で「マインドスタイリスト」というカッコいいネーミングを付けてみました。

ボランティアではありませんので、有料カウンセリングになります。相談に来られる方が、より良い方向に進もうという意志を持って来ていただきたいので、支払うという意思表示も「前向き」な心を誘導すると思うのです。

歯科の仕事と自分の趣味との合間にさせていただきますので、空き時間を月ごとに表示させていただきます。初回は2時間程度、以後1~2時間枠でとらせていただきます。
連絡は、江上歯科へ直接お電話下されば、応対させていただきます。
「サロン・ド・ヒロリンへお願いします。」と仰ってください。

来年、私も還暦を迎えます。人生の環状線を一回りしてきました。また、これから二回り目を、違った目標を持って歩みたいと思っております。皆さまのお力添えをいただきながら頑張ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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