キンモクセイの甘い香りが漂う篠山の町。
松茸の香りは???・・・地球温暖化の影響?もあり、ちょっと時期がまだ早いようです。松茸の出る適温は、18〜20℃。少し冷えてきたかな?というぐらいの気候を好むようです。キンモクセイが散ってしまったら、そろそろ松茸シーズン到来かな?!
昨日は、実弟の手配で、今年3度目の丹南茶寮へお食事に行きました。
秋限定の「秋のひやおろし」という冷酒をいただきました。
青いモミジの葉で飾られた「粋な計らい」。名のごとく、冷たさを味わってみると、この秋に初めて収穫したような、初々しいさっぱりとした味で、サラサラ感のあるお酒です。主人も、白ワインのような感じだと言っていました。透明な瓢箪の形をしたとっくりからは、「秋深まる」旨味のコマが出てくるようです。
先付けから、目にも舌にも「秋」満載のお料理が並びます。孫は小さいのに、一人前の松花弁当。あまりの豪華さに、「わぁ〜!すごいなぁ〜!!」と全員ビックリです。仕切屋コウキ君はご満悦で、ひとつずつ味わいながら楽しんで食べていました。お料理は、ご覧のとおり。次々と鮮度と工夫を凝らしたお料理が出てきます。
豆腐の中身が萩の花を散らしたように綺麗に見えるので、「萩豆腐」と名付けられたものの天ぷら。そして、「ムカゴ」と呼ばれる山の芋の赤ちゃんのような物の素揚げ。少しだけ苦味があるが、大人の味わいでとっても美味しい。
最後は、土瓶蒸し。当然のごとく、松茸が入っています。
スダチを絞って、爽やかな香りと共に戴ける。スープ風味で、旨味がたっぷり♪
シメは栗ごはん。秋の味覚をギュッと凝縮させたお料理の数々に、満足の笑みがいっぱいです。孫は、デザートに出されたアイスクリームに上機嫌です♪
家では、めったに食べさせてもらえないものなので、充分に堪能したことでしょう。
実母や弟家族との語らいも、生身の話ができる、楽しいひととき。いろんな情報交換をして、お互いに勉強させてもらえます。都会と田舎のギャップもまた話題になりますね。
何事も、コミュニケーションをとるということは、世間に対する視野が広がるということ。
篠山のゆったりとした土地のリズムが、私達の心にも安らぎを与えてくれました。
私の下腹部は、ちょっと安らぎ過ぎて・・・ポッコリ???(笑)
夕刻に、幼馴染の経営しているジーンズショップ「タノカメ」に行ってみました。お婿ちゃん達が、ここの商品をお気に入りで、篠山に来る度に楽しみに見に行っていたお店です。都会ではあまり見かけない商品が安価で売っています。
彼は今、中学生時代に弾いていたギターをまた練習し始めているそうです。ヤマハの初期のギターということで、今ではかなり値打ものになっているそう。古きものは良きものなり。
懐かしさがこもる、そのギターを店内で奏でていただきました。
わぁ〜〜!!ムードありますねぇ〜♪
私の耳も、ちょっと安らぎて・・・ウットリ・・・?!