３度目の成人式

今日は「成人の日」。梅田へ出かけてみると、きれいに着飾った２０歳のお嬢ちゃん達が集まっておられました。見ず知らずですが、臆面もなく・・・
「きれいですねぇ～！！写真撮らせてもらっていいですか？ブログに載せますので・・・」
と、大阪のおばちゃん根性丸出しで、撮影させていただきました。若い弾けるような笑顔に、私もとても嬉しくなります。

そういえば・・・私も３度目の成人式？？？
そうです。今年、還暦を迎えます。干支がぐるっと一回りしてきたのですね。あのお嬢ちゃん達の２０年の移り変わり様というか成長は、ほんとに凄まじいものがありますね。「一人前」という言葉のように、赤ちゃんから独り立ちできる年齢になったのですもの。

二十歳の私から第２回目の成人式？までは、完全に子育て期間でした。学生から就職・結婚・出産・開業と慌ただしく、目まぐるしく過ぎてきました。その後、４０歳代は生花・着付け・ピアノ・バレエとお稽古事を始め、姑を見送りました。５０歳代は、風水鑑定士・口臭認定カウンセラーの勉強をして資格を得、娘２人を結婚させ、孫６人に恵まれました。

そして、５８歳の時に長年の念願だった診療所を新築移転し、３０歳の時に描いていた、６５歳までの「人生のシナリオ」・「夢」をすべて実現できました。本当にありがたいことです。２年前の膀胱がんも完治し、健康で生きていられる今は、「恵まれすぎだ」・・・と自分でも思います。

この還暦を迎えて、人生の再スタートを始めないといけません。生まれてきた赤ちゃんの時のように、希望に満ちた「スタート」をきれるように、節目のパーティを開くことになっています。今は、その催しのことで頭がいっぱいです。招待状、ドレス、余興、司会者、DVD作製、進行プログラム、音響・・・そして、私のオリジナルソングの披露。これから１か月間、必死に走り回ります。

私の人生のシナリオになかったことが、これから始まります。期待と希望に満ちています。今日成人式を迎えた若者と同じように、人生の岐路に立ち「わくわく感」を持ち続けて、何事にもめげず、受け止め、受け入れ、老いていく我が身と相談しながら、歩みたいと思います。