今日は、セイトの満1歳の誕生日です。
聖夜に生まれたので、この名前が付けられました。ちょうど1歳で歩き初めです。今で4〜5歩くらい歩けるようになりました。なかなか寝返りもできなかったのですが、生後10ヶ月くらいから急に進歩して、あっという間に「ハイハイ」して「つかまり立ち」して、「この子、大丈夫?」という心配は、一度に払拭されました。
今では、「ジョウズ」(拍手)、「バンザイ」、「ゴチソウサマ」(おじぎ)、「モシモシ」(耳に手を当てる)、「イヤイヤ」もできるようになって、ほんとにペットに芸を教えるような感じです(笑)。赤ちゃんとして、自分の意思というものがはっきり出てきて、でも体は思うようにはならず、不器用なところが一番かわいい時期です。人間って、ほんとにかしこい動物ですね。たった1歳で言葉が聞き分けられるのですから。
世の中が変わっても、人間(生物)としての成長にはあまり変わりがありません。昔ながらの子育て方法は、時代が移り変わっても、「人」としての教養を身につけるための大切な伝統の方法であろうかと思います。大切な三つの正義、「素直」「正直」「実直」。これを兼ね備えられる「人」になってもらいたい。そして、人間愛に溢れ、世のため人のために尽くせる大きな器となってもらいたい。セイトの名前に恥じない人物になれることを夢見ています。
次男として生まれたからには、必ずお兄ちゃんの「迫害」?に遭います。「目の上のタンコブ」といわれるように、いつもお兄ちゃんの行動を見て、お兄ちゃんの監視のない隙間を狙っています。小さな社会で揉まれて、非常に世渡り上手にもなります。泣き方も甘え方も心得ていて、アピールも上手です。「兄」という壁(存在)の間から、世間を客観視できる目線もできてくるんですね。いつも「弟」は、弱者の立場です。弱者ながらに、いつも兄に勝ちたい・・・という欲求が芽生えていく。小さな社会での教訓は、一生身体に沁みついていきます。
そして、その教訓がどのように活かされていくのか・・・今から楽しみにしています。兄のコウキを「動」に例えたら、セイトは「静」。じっくり物事を考えてから行動する。しかし、芯がしっかりしていて、わりと強情・頑固かも??性格はどうあれ、人として「まっすぐに」育ってほしい。
セイトは食べることに関しては、8か月から普通のご飯を食べている食欲旺盛児。兄のコウキもご飯党。みんな「米」が大好き!!弥生文化?を引き継ぐ農耕民族です。坂井家の孫たちは、縄文文化を引き継ぐ海の狩猟民族。人種が違います!!ほんまに面白いですね。
どちらにしても、男の子は、勇敢で心穏やかに育ってほしい・・・と願います。
セイトくん・・・ワープロ変換してみると・・・「静と勲」がでてきました。
「心静かにして勲を成す」聖なる人になってくださいね♪