日曜日の朝、「題名のない音楽会」を見ていたら、歌手「さだまさし」さんが出演しておられました。「音神さまが降りるとき」と題され、指揮者・佐渡裕さんとの会話の中、さだまさしさんの歌誕生秘話が明かされていきました。「歌詞もないのにふっと歌ったら、もう歌になっていた」という「音神さま」の降臨の様子がとても面白く感じました。
そして、佐渡裕さんとのコラボで「雨やどり」を歌われました。喫茶店にかかっていた1枚の絵から物語を想像して作り、「ちょっと変な?コミカルな歌」に仕上がったようです。
最後の「気がついたら、あなたの胸に雨やどり」のフレーズが、女心をくすぐるのですね。やっと落ち着ける場所が見つかった・・・というような「ほっと感」があります。
「雨やどり」という言葉が、私の胸の中で大きく広がっていきました。たくさんの悩みを抱えて生きておられる人達の「ほっとステーション」になりたいと、心の美容室「サロン・ド・ヒロリン」を開設していますが、そんな方達が世間の荒波や風雨や嵐から解放される「雨やどりの会」ができたらいいな・・・って、直感しました。私の「詞神さまの降臨」です。
少しの時間、すべてを忘れて自分のことだけに集中する、「心楽しい」時間を持てるようにしてあげることができたら、どんなにいいだろう・・・
美味しい食事をしながら、自分の良いところ発見する「おしゃべりタイム」。自分自身にさらに自信を持っていただき、もっとエネルギー発信できる人となっていただくための会。
雨やどりのあとは、雨が上がり「晴れ間」も見えてくる。マイナスイオンもいっぱいで、空気感が違う。雨宿りの前とは違う自分がいる。青空も太陽も覗いてくれそうな気がする。
花も緑も雨露に濡れ、より一層きれいに輝いて見える。人も同じ・・・
恵みの雨の雨やどりのあと、みずみずしさに包まれる。心も同じ・・・
人は、ほんの少しの雨やどりがご縁で、出会いがあり、お付き合いも行動範囲も違ってきます。雨が上がるまでの時間、息がつける場所を提供できたら嬉しいなぁ~。
青く澄む 泉のほとりの 雨やどり