浩子の部屋

カブトムシ狂想曲・パートⅡ

カブトムシがブームになっている孫達ですが、日曜日の朝は、ジイジが図鑑の付録についていた黄金の「ヘラクレスオオカブト」と「オオクワガタ」を組み立て始めました。セイト君は興味いっぱいで、覗き込んでいます。ジイジの指導を受けながら、セロテープを張り付けます。どんなのができるのかな~???

かなり立体的で、大人でも難しいようです。ジイジは、説明書を見ながら完成にむけて真剣な表情です。それを見ていたセイト君。ジイジ、何ができるの?・・・みたいな表情です。

「セイト、ここにテープ、こうやって貼って・・・おっきなカブトムシできるで~。」
ジイジのおかげでオオカブトの出来上がりです。
セイト君、ご機嫌です♪

その後、オオクワガタもできて、セイト君はそれぞれを戦わせて遊びます。頭の中では、仮面ライダーみたいな英雄同士が戦いをしているイメージなのでしょうか?

幼くてかわいいですね~。コウキ君は、全く関心がありません。ココエちゃんも女の子ですから、虫さんは興味がないようです。

「さあ、バアバは阪急電車に乗って、ひいばあちゃんとこに行ってくるわ。」
と言ったら、行きたいと言い出したセイト君、ココエちゃん。子守りがてら、連れて行くことになりました。セイト君が眠るかも?と思ってベビーカーを持参します。

逆瀬川の老人ホームまで、ふたりとも電車の窓から外を眺めてご機嫌でした。途中で、水やチョコレートを買い与えながら、やっとたどり着きました。実母は、腰の圧迫骨折で、部屋で寝たきり・・・ちょっといつもより元気がなさそうでした。何の土産より、曾孫の元気な様子を見せてあげるのが一番と思って連れてきました。

ココエちゃんもセイト君も、おにぎりを食べると俄然元気いっぱいで、ひいばあちゃんの部屋のマットレスの上で、飛び跳ねます。おばあちゃんも最初はいいのですが、だんだん見ているだけで疲れるようで、騒音の中、居眠りし始めました。ふたりの孫は、おかまいなしに暴れまくります。ヘルパーのお兄さんも、
「元気やなあ。疲れを知らんとはこのことですね~。」
「はい、ちっともじっとしていませんよ。できるだけ、かまわないようにしています。」
お兄さんも苦笑いです。

ひいおばあちゃんに、サヨナラをして、逆瀬川の駅に着くと、夜店がいっぱい出ていました。縁日のようで、浴衣を着たお姉さん達もいっぱいです。
「あっ、お祭りやぁ。行ってみる?」
孫達は、早速に金魚すくいをしたいと言い出しました。

すくえるわけもないけど・・・やりたいことを1回だけやらせて、納得させることも必要だと思っています。

次は、お腹が空いたのか、アンパンマンとピカチュウの人形焼きの前で立ち止まり、
「バアバ、これほしい~。」
「じゃあ、買ってあげるけど、アンパンマンとピカチュウのどっちがいいの?」
「これ、アンパンマンがいい。」


お気に入りのものをゲットしてご機嫌なうちに、さっと電車に乗ります。途中までは眠らなかったのですが、やっぱり遊び疲れて、セイト君はついに電車の中で眠ってしまいました。中津駅まで、ママに迎えに来てもらって、ようやく家にたどり着きました。
「はあ~~、お疲れさんでした!!」と、自分に言います。(笑)

ヘラクレス  遊び遊ばせ  カブト脱ぐ

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