まさしく秋晴れの運動会日和。今日は、孫コウキ君の小学生としての初めての運動会です。セイト君とココエちゃんを連れて、出かけます。
「ヒロコばあば、どこいくの?」
と、ココエちゃんは不思議そうに尋ねます。「小学校」と言っても、まだ理解ができないようです。
小学校に到着すると、もうすでにたくさんの父兄が来られていました。ビデオカメラを設置する方は、来賓席真向かいのいい場所を確保されています。私達は、とにかく日陰になるところを探し、荷物を置きます。9時になりました。いよいよ入場行進が始まります。
「おにいちゃん、どこにいるの?」
「もうすぐ見えるからね。ここでちょっと待っててね。」
カメラマンとなる私は、コウキ君を捜して・・・必死撮り。
あっ、いました、いました。紅組の先頭、向かって左端です。一番小さいのかな?校長先生のお話を聞いて、体操して、退場します。
1年生の最初の競技は、「はしって つないで」のリレーです。1番のオレンジ色ゼッケンを着て、輪っかのバトンを持っています。
「1年1組の1番か・・・」
と、ジイジもにやっと笑っています。
早い、早い・・・コウキ君、快走です!!
あっという間に終わりました。
2つ目は、全学年の綱引きです。1年生でも、結構「さま」になっています。なかなかいい勝負です。
1回目は赤の勝ち、場所交替して2回目は白の勝ち。コウキ君も必死で綱を持って、頑張っていました。
3つ目は、1・2年生の団演「にんじゃ さんじょう☆パンパンパン」です。
学年便りには、踊る場所まで書いてくださっています。とりあえず、一番前なので、写真も撮りやすいです。こういう時こそ、20倍ズームの威力を発揮しますね。
全員ほとんど間違わずに、しっかり踊ります。落ちこぼれの子もなく、平均的にできているのが「すごいなあ」と感心します。担任先生方の陰のご苦労がしのばれます。
「みんなが生き生きと楽しく踊ることができる」
こんなに素晴らしこと、素敵なことはありません。親は自分の子だけに必死ですが、ジジババ目線では、未来を担う子供達が、一様にしっかり成長している姿に、感動します!!
できて当たり前、してもらって当たり前・・・ではなく、できるような教育指導が確実になされていることに、「ありがたい」と思う気持ちでいっぱいです。日本の教育界の素晴らしさ、それに伴った教職員の皆さまの日頃のたゆまぬ努力の成果であろうと、新たに感謝いたします。
4つ目は、個人走「かぜをきって」です。トラックを半周します。コウキ君の姿を捜します。スタートのところにズームを合わせていたら・・・ほんまにあっという間で、一番いい所を取り損ねました。(泣)でも、ジイジがビデオ撮りしていて、シャッターチャンスをモノにしていました。
残念ながら、コウキ君は2番目でした。1番の子がほんとに早かったんですね。でも、よく頑張りました!!(大拍手)
セイト君は、マイワールド・マイペースの次男気質。舞台裏のひとり舞台?で、宝塚歌劇の雪組・音月桂主演ミュージカル「ゴールドスパーク」に、はまっています。(笑)
お昼休憩のあとの午後の部です。応援合戦で、紅組を応援します。ココエちゃんは、お兄ちゃんの席がすっかり気に入って、一緒に見ています。兄妹愛を感じます。家族が多いほど、ケンカもするけど、愛情もいろんな人からもらえたり、与えたりして、「心がはぐくまれる」気がします。
全校生の大玉ころがし・・・
5・6年生の騎馬戦が始まりました。私達の時代は、男の子の競技でしたが、今は女の子も参加するんですね。たくましい、たくましい女の子。こちらも必死になって応援してしまいます。最近の若い男性が弱い理由も、この辺りにあるのでしょうか?(笑)
1年生最後の競技は、「ポンポンたまいれ」です。コウキ君、遠くから必死に投げ入れていました。「力任せに投げても入らんよ~。」と、叫びたくなりましたけど・・・(汗)
あとで聞いたら、「2つくらいしか入らんかった」と言っていました。ちゃ~んと入れてるんや・・・と感心。(ほっ)
5・6年生の組体操は日頃の練習の成果がしっかりとあらわれていました。
1年生の担任の先生が、
「この子達が、あと何年かすると、あんなことができるようになるんやと思うと、ほんとに涙が出てきます。」
と、その時の心境を素直におっしゃった言葉が、きゅ~んと胸打ちました。私と同じ「親目線」で児童を見てくださっているんですね。とても嬉しく、感動しました!!
「小学校」という教育の場を、この運動会を通して客観的に見ることができ、学校生活での孫の様子や、他の児童たちの様子、あるいは、その親御さんらの陰ながらの活躍、先生方の不断の努力を身近に感じることができました。
青空のもと 輝ける命 のびやかに
育む身体 はばたく心
小1の運動会 へのコメント