大阪の天六(天神橋筋商店街近隣)を舞台にした、現在放送中のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」を毎朝見ています。主役のめ以子役・杏さんを徹底的にいじめる小姑・和枝役で最近有名になられた「キムラ緑子」さんが、はなまるマーケットに出演されていました。そのキムラ緑子さんのお勧めの「オメザ」が淡路島産のオレンジスティックでした。
「甘さとほろ苦さが大人の味ですね~。」
と、司会の薬丸さんが言っておられたので、是非食べてみたいと思い、インターネットで調べてみました。淡路島の長手長栄堂のHPがあり、ネット注文できるようです。小分けにできる小さな箱詰め(\630)の進物箱を注文。本日、それが到着しました。
開けてみると・・・さすがに淡路島産というか、ちょっとレトロな和風包装紙に紙縒りで結んであります。そして、中身は、柔らかいオレンジ砂糖漬にほろ苦いチョコをたっぷりとコーティングされた感じです。淡路島特産の鳴門オレンジ(知る人ぞ知る幻のみかん)の皮を手間暇かけて蜜漬けにし、それを職人さんが1本ずつベルギー産チョコレートでくるんだ・・・と書かれています。全国菓子博で名誉総裁賞を受賞されています。
洋菓子と違い、少し和風チックですが、田舎ならではの、素材にこだわった本物であると感じます。一口食べてみると、甘酸っぱさが先に広がり、チョコの甘みと苦味が混ざってきます。最後は甘夏柑のようなさっぱりした爽やかな酸味が、舌に残ります。コーヒーより抹茶に合う気がします。やはり、日本人の味覚に合った「大人な味」です。
スタッフにも1箱ずつおすそ分けしました。好みが分かれるかもしれませんが、キムラ緑子さんのように、はまったら「はまる味」ですね。百貨店には売っていない味を、よかったらお試しください。
但し、オレンジピールの「ぐにゅっと感」が、ソフトキャラメルに似ているので、歯の詰め物が取れやすい?ようです。私の奥歯も外れてしまいしたので、ご用心ください。(笑)
芳純の 鳴門オレンジ 味わゐて