8年前に旅行で知り合い、以後何回か旅行でご一緒し、仲良くしていただいている三木先生ご夫妻ですが、このたび「三木整形外科内科」を新築移転されました。もとあった診療所の近くですが、今回は大きな駐車場も設備され、リハビリテーション科や針治療や理学療法も兼ね備えた、大規模な医院を建てられました。先日、お祝いに行かせていただきました。
場所は、御堂筋を北にまっすぐに上がった箕面市白島の西側、如意谷というところです。千里中央からタクシーで行くとほんとに近いです。行ってみると、快晴の空に映える緑多きところに、医院の看板がありました。広い敷地には、駐車スペースがたくさんありました。
玄関は、歩行困難の方のための、スロープや手摺りがあって、寒さ対策の風除室も作られていました。
玄関で、スリッパに履き替えます。お祝いの胡蝶蘭がいっぱい飾られていました。
受付のほうへ、おそるおそる行って、ご挨拶させていただきました。
「このたびは、おめでとうございます。お祝いに寄せていただきました、江上と申します。」
中から、三木先生の奥様が笑顔で出てきてくださり、お迎えくださいました。
ほんとに明るい待合室です。大きな天窓が3つも作られていて、開閉も自動でできるそうです。早速に診療室の中に入れていただきました。久しぶりにお会いする三木先生ご夫妻と、記念写真を撮らせていただきました。
骨のパーツ模型がいっぱい並べられています。歯の模型や顎模型は見慣れていますが、こういうのは、少し違和感がありますね。(笑)
私が行かせていただいた時は、たまたま患者さんが少なかったようなので、実は1ヶ月半前から痛んでいた、右手小指の第一関節を診てもらうことになりました。関節がずっと腫れているので、ピアノの弾きすぎによる炎症だと思っていました。
「ちょっとレントゲン撮ってみようか。」
と、三木先生がおっしゃったので、レントゲン室に行って、両手を上からと横からの2種類を撮影していただきました。
デジタル撮影によって、画面に出てきた私の手指の骨を診て、メモ用紙に病名を書いてくださいました。「へバーデン結節」というのだそうです。初めて耳にする言葉です。手指の第一関節に現れる、原因不明の関節症なのだそうです。確かに、そこの関節の骨が変形しています。それでなかなか治らないんだと実感しました。他の手指にも、予備軍がいっぱいあるようです。
それと、骨の状態がよくない、ちょっと透けてるらしい。
「これ、骨粗しょう症やから、近くの整形外科に行って、しっかりかかったほうがいいよ。」
「え~~っ!!骨粗しょう症ですか~???」
私も年をとったという自覚はありましたが、まさかの、骨粗しょう症です。こんな年齢でなるものなんだと、一瞬びっくりしました。しっかり歩いて、バレエもしているし、ピアノも弾いているので、運動量は足りているほうだと思っていたので、骨もそれなりにあるものと自負していました。
えらいこっちゃ~~!!
日常生活において、食事が不規則であり、偏った食生活をしているのは確かです。これではいけないと、しっかり警告がくだされたということですね。お祝いに伺っただけなのに、まさかの展開です。・・・が、逆に良いきっかけをいただきました。60歳を超えたら、老化の一途をたどることを自覚せよ、自分の日常生活をしっかり管理せよということですね。
三木先生にはっきりと診断していただき、ほんとに安心です。骨粗しょう症は、近くの病院にかかって、定期的に診ていただくようにしようと思っています。原因がわかるというのは、今後どうしたらいいのかを考えることができるので、ありがたいことです。いつ直るのかを待つのではなく、どう向き合っていけばいいのかをプロの方に尋ねればいいのですから。
奥様に案内していただき、針灸リハビリ室や2階の理学療法室(年内開設予定)も見せていただきました。ほんとに広々としていて、裏山の景色も美しく、のどかな雰囲気の中、ゆっくりと施療が受けられるのが、とても素敵ですね。この環境で診療することができる三木先生も、活き活きとされ、ますますのご活躍が期待されますね。
お孫さんもふたりも恵まれ、跡継ぎさんも順調で、言うことなし。今までのご苦労が全部報われたと思います。私院と同じ、しっかりバトンタッチができるまで、お互いに精一杯患者様に尽くして、皆さんに幸せになっていただきましょうね~♪
三木整形外科内科と三木家の、益々のご繁栄を心よりお祈りしております。
脳みそも 粗しょう症なり 我が余生(苦笑)
整形外科新築祝い へのコメント