「もしもし、もしもし・・・・・あれっ、おかしいなぁ～。」
電話はかかっているのですが、大きな声を出しても、相手の声が聞こえてきません。ついに私の携帯が、壊れたようです。通話の時に、なんか聴こえにくいなあと、随分前から思ってはいたのですが、年のせいで私の耳が少し悪くなった？のかと・・・

通話のできない電話・・・では、話になりません。「伝話」ではなく、「出んわ」？？？
外出時に、たとえば梅田に出ても、公衆電話というものが見当たりにくい昨今、携帯電話を持っていないと連絡することもできず、本当に不便な時代です。近くのドコモショップを探したら、グランフロント大阪北館２階にありました。娘もスマホを新機種に変更したいというので、一緒に行って来ました。

行ってみると、平日なのでわりと空いている様子。案内の女性が、待っている間に、主人の委任状の書類の確認をして・・・
「あっ、ここに丸が付けてありませんね。」
「はい、すぐに丸付けますので。サインはちゃんともらっていますから。」
「いえ、ご本人に丸を付けていただかないと難しいと思いますが。」
「じゃあ、家が近くなので、すぐにもらってきたらいいですか？」
「ええ、ちょっとお待ちください。尋ねてきますので・・・」

しばらくして・・・
「やはりご本人に記入していただかないといけないようです。」
「では、主人に直接電話して、尋ねてください。それで通りますか？」
「ちょっとお待ちください。それで大丈夫かどうか尋ねてきます。」
しばらくして・・・・・
「電話で尋ねることは大丈夫なようです。もうしばらくかかるようですので、換えたい機種を見ておいてください。」

ここまでで、随分と時間がかかりました。どうも、アルバイトか新米の案内の方のようで、何でもいちいち、上司に尋ねてからみたいな感じで、メッチャ疲れるぅ～。
「もっとしっかり勉強してから案内係になるべき違うの？？？」
・・・と、言いたくなる自分をぐっとこらえて・・・（耐）

新しいスマホは、とっても高値です。8～10万円くらいです。容量もいろいろあって、松竹梅的な販売方法です。真ん中クラスの「竹」は、よく売れているため現在在庫が無い。それで、高値の「松」なら、今なら在庫が１台だけあるという。私達が知らないだけに、なんか、それ買わせようって感じですね～。かなり、いいお商売されています。

私は、スマホに乗り換えようかな？とも思っていたのですが、あまりの高値にちょっと退いてしまいました。一番安い年寄り向け「ガラケー」の新色に決めました。パソコンとカメラを使うので、携帯電話は、電話とメールさえできればいいのです。また、手指で直接触るので、健康のため、電磁波の影響も考えての決断です。

そして、窓口に行くと、私の携帯は自分名義だったので、主人の委任状はもともと要らなかったそうです。また、娘のほうも、主人に直接電話してもらったので、これも委任状は必要なし。最初に、案内の方が「ぐちゅぐちゅ」言っていた、あの時間の無駄なこと！！
天下のドコモさん、もっとスピーディにしないとあきまへんで～～。

でも、窓口の男性は慣れておられて、内容的にも親切にしていただきました。データ移行もしっかり教えてくださり、初めての体験にちょっとビックリもしました。データ移行は約１５分で完了し、私は晴れて新しい携帯を持つことになりました（やれやれ）。

ここまで約１時間半かかりました。仕事に戻るため、娘を置いて先に帰りました。

娘のほうは、それから新しい機種の契約説明を受けたようです。そして、データ移行に何回もやり直したりして、結局、私が帰ったあと、３時間もかかったと聞きました。何でそんなにかかるの～～？？？データ量が多いのもあり、いろいろとトラブルもあったようです。電話って便利ですし、スマホはパソコンやカメラの機能もあって、もっと便利だけれど、何か不具合があるとほんまに大変ですね。「便利」の裏返しがここにあったのかって感じです。

手続きは　スマートでない　スマホかな

ガラケーは　らくらく交換　らくらくホン