「今年のチョコは、どこのにしようかな?」と、まだ決めていなかった時、テレビ「ちちんぷいぷい」で紹介されていたものに目が留まりました。阪神百貨店梅田本店にしか置いていない限定チョコレート、スイスの「レダラッハ」が日本風にアレンジした板チョコ、アルペンディライト「抹茶黒豆」です。本日から発売ということで、すぐに買い占め?に走りました。
そのテレビ放送から30分後、私は阪神百貨店8階の売り場にいました。
「今さっき、テレビで見たのでやって来ました。すみません、この限定チョコを50個。」
「はぁ~、これを5個ですね。」
「いいえ、50個です。それと・・・こちらの一番人気のへーゼルナッツチョコも50個。」
「どちらも50個ですか?少々お待ちください。」
すると、アルバイト的な店員さんから、主任的な店員さんに交代されました。
「すみません。今ここに50個はすぐにご用意できませんが・・・」
「いえ、送ってくださったら結構です。」
「それが、いつご用意できるか分からないのですが・・・」
「来週中に届けば大丈夫ですよ。まだ、バレンタインには日がありますから。」
「数日お時間をいただきますが、よろしいでしょうか?」
ということで、50個ずつを押さえていただく事になりました。結果、1週間後にチョコレートは配送されてきました。やれやれ、一番に行ってよかったと思いました。のちのち、この商品は、やはり完売になっていました。さすがにテレビの影響はすごいものですね。誰かさんが、買い占めたから・・・よけいですね。(笑)
それから、別の日に、靴下の買い占め?に行きました。チョコだけでは愛想がないので、もらっても邪魔にならないものといえば、靴下以外に思い浮かびません。昨年も一昨年もお菓子だけにしたので、今年は久々の靴下復活です。差しあげる人の顔を思い浮かべながら、靴下の柄をチョイスします。これだけでも大変です。
また、その後に、直接渡せない方や、大勢いらっしゃるところには、数が当たるようにチョコレート菓子を配送してもらいます。何軒もあるので、ついつい忘れて、漏れが出てしまいます。その都度、ここもあすこも・・・と阪急百貨店に走りました。お歳暮やお中元は注文するだけで済みますが、バレンタインは手渡しが多いので、配るのにも時間がかかります。
それに、一度にたくさん買うものですから、外商カードのひと月の限度額を超えてしまいました。昨秋から法人カードの限度額が少なく設定され、外商担当の方と交渉しないといけません。カードが使えないということは、キャッシュを持ち歩かないといけないので、これも不自由な話です。外商担当員の方に、2月・6月・11月は限度額を大幅に上げていただくように、強くお願いしました。
交際範囲が年々広がり、ほんまに大変ですが、日頃お世話になっている男性の方々には、毎年もらうことを期待しておられるので、やめられません。決して、お返し目的ではありません。一方通行でいいのです。年上からもらうということは、甘えていればいいのです。ホワイトデーを待たず、すぐにお返ししてくださる方もあり、ほんとに恐縮します。
私の奔走するバレンタインデーは、やっと終わりに近づいています。まだ、全部お渡しできていないので、遅ればせのバレンタインを完贈したいと思っています。
ちょこちょこと 走り回るよ バレンタイン