浩子の部屋

風水鑑定士実習講座

朝6時、家を出て東京に向かう。
今日は、風水鑑定士二級合格者の実習講座を受講しに行きます。
新制度になってから、昨年の春に初級、秋に二級を受講し、やっとここまで来ました。
認定書がもらえるのかと思えば、制度が更に変わり、今日の実習を受けて検定制度に合格したら、合格証を発行してもらえるようです。
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行きの新幹線で、静岡は快晴。
雲ひとつ無い、素晴らしい富士山の勇壮な姿を、目の当たりにしました。頂上の積雪もきれいに見えて、眺めているだけで幸せになりました。
しばらくすると、空には、絹の糸を細く重ね合わせたような、帯状の絹雲。
神様が通った足跡のような美しい空の風景に、見入ってしまいました。ふと・・・
「富士山は、登る山ではない。眺めていて美しい山。神の山だから、聖地に足を踏み入れてはいけない。」
という気がしました。
遠くで見ていると美しい。そこを征服するのは、人間の奢りではないか?!
釈迦の説法で、「蜘蛛の糸」という話があります。
今、この話を思い出しました。
天から救いのために放たれた「蜘蛛の糸」。これに、助けを求めて群がる人々。
「我を救い給え!!」と、一斉に、この糸につかまろうとする。
救われなくても、自らの視点を変えれば、幸せの道へ導くのは簡単なことなのに・・・
何かによって救われたい、つまり、全て依頼心・依存心から始まっている。
何かにすがりたい気持ち。人間なら、誰しもあるものですが・・・
今日の風水講座の開祖(松永修岳氏)は、
「どの人も、自分が神様であり、自分を好きになり、自分がまず幸せになることで、人を幸せにできる。」
と、考えておられます。内なる自分に思いを馳せ、自分を大切にすることで、人も大切に思い、深い愛情を注いでいけるのです。
風水は、占いや家相をみるものと思っておられる方が多いのですが、本来は、「気」や「情報」を読むものであり、もともとは中国古来の様々なデータの集積から、統計学を基盤として、現代の情報を上手くアレンジしながら、それぞれの人に合った、より良い環境や住まいを提唱するものです。
今や、風水建築医学とも言われるくらい、人の健康と住環境との関わりの重要性をうたっています。
どんな所に住んで、どんな場所に寝ているか、どんな場所で家族が集っているのか、それが、幸せを生みだす一番の原点です。
健康のために医者に通う(?)。それは、間違っています。
不健康だから、医者に通うのです。
健康は、環境と心が密接に関係しています。健康を語るのに、環境は無視できません。
ちょっと環境を変える。たとえば、寝る部屋を換えるだけでも、気の流れは変わってきます。自分に良い運気を生む住環境に住まえるように、風水は教えてくれるのです。
本日の講義は、松永修岳氏の講和から始まりました。
2009年は、「結束」と「再編」の年。
家族こそが、自分の生きる力の根源であることを、もう一度見直し、
「自分の幸福、健康、経済を満たせ!!」
という話でした。
今年増えるのは、企業の突然死、派遣の難民化、年収200万円以下の不幸な人。
人を豊かにするためには、まず、自分が豊かで幸せにならないといけない。
自分も他人も徹底的に救って、手助けをする。そして、人脈の整理をする。
他人に流されず、個人も企業も再編せよ!!
礼儀作法やマナーをわきまえながら、学習意欲を高めて実力をつけ、結束を固めていく。
「自分の人生の再構築の年にせよ!!」
世の中は、どんどん猛スピードで変化し続けています。ほんとに大変な状況になっています。今こそ、私達は、原点に立ち返り、自分の幸福の源である身内を大切にし、みんなが健康で楽しく暮らせることや、仕事の仲間たちと楽しく仕事ができるというところに視点を置いて、自らを見直すきっかけを作りましょう!!
そして、小さな親切、小さな配慮、小さな愛ある言葉を積み重ねて、大きな幸せにつなげましょう。
今日の講座は、風水鑑定士二級の復習のようなものでしたが、今年初めての松永氏の話を聴くことができ、自分の中に、あらためて今年の目標が出来ました。
どんな時代にあっても、人を思い、人を大切にし、人の真の心に触れることでこそ、ずっと変わらぬ幸せに繋がっていくんですね。
私のお出逢いしたどの人にも、少しでも幸せになっていただきたいと願う毎日です。
皆さん、一緒に幸せになりましょうね!!
幸せは、天から、ぽつんとやってくる。
日頃から、しっかり受け取れる「器」を作っておきましょうね。

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