昨日、退院後の診察に行ってきました。一昨日より、血尿も無くなり、正常な尿が出るようになりました。診察は、検尿の結果から、「きれいになっている」と判断していただきました。当分は、このままで、切除部分の表面のケガ(ヤケドのようなもの)が、回復していくのを待ちます。
ただ、1年以内に再発する可能性が高いので、それを予防するために、「イムシスト療法」というBCGを使用した免疫療法をしたほうがいいとのことで、来年から始めることになりました。1クールが6回で、毎週1回BCGを膀胱内に注入して、表層に菌を感染させて、免疫力を付けていく・・・というものだそうです。先生に、冊子をいただいて、読んでみました。
「イムシストは、当初はワクチンとして開発され、後に筋層非浸潤性膀胱がん(乳頭状腫瘍および上皮内癌がん)に対して効果的であることが発見されたBacillus of Calmette and Guerin (BCG)製剤です。その作用は、他のワクチンと同様に自己の生体の持つ免疫システムを刺激することによって、がんと戦うようにするものです。」
手術によるケガが完治した来年1月から始めることになりました。注入後は、感冒症状等の副作用が一時的に出るようですが、自己免疫力を高める為には、一過性のことには耐えないといけませんねぇ〜。しっかり頑張って・・・あっ、頑張り過ぎたからこうなったんですから、頑張らずにそのまんま受け入れる気持ちで、療法を続けたいと思っています。
今までの交感神経優位の行動を減らして、リラックスを心がけて、のんびりとした時間を持つのも「大切な私の時間」という認識で生活しないといけないですね。性格とか性分は変わらないのですから、自らが自分に鞭を打たずに、ぼ〜っとする?ほわっとする?ように習慣づけていこうと思います。バレエやピアノや活け花をしていることが、リラックスと思っていたのですが、これも過度にならないように楽しみながら続けていきたいです。
「癌」という漢字は、品物(食品)を山のように食べて病になるという意味を表したものです。食生活や生活習慣を見直し、過重に負荷のかからない健全な生活を送ることで、健康に近づきます。私自身も、こんなに一生懸命やっていたら、いつかは体を壊すのかな?という気持ちもありながら、がむしゃらに進んできました。神様から、「休め〜〜〜ぇ!!」と、号令がかかったようです。(苦笑)
頑強な身体(頑健)と思い込み、頑固に頑張れば頑張るほど、がんができやすくなります。
私が身を呈して、会得した事柄ですので、皆さんもご自分の生活習慣を見直してください。そして、「なんで私だけが・・・」ということのないように、日常の心がけとして受け止めていただきたいと願います。
ブログを読んでいただいている仲のいい方から、またお見舞いのお花を贈っていただきました。お気遣いをしていただき、ほんとに恐縮しております。現在は、何変わらぬ・・・というか、悔い改めて以前よりゆっくりとした生活を送っております故、ご安心くださいませ。読者の皆様には、ご心配をおかけし、ほんとに申し訳ございませんでした。
ひとつ越え またひとつ越え 限りある 命の尊さ 身に沁みてあり
イムシスト療法 へのコメント