先週の木曜日から、急に悪寒がして体が「だる痛い」状態になりました。ついに、孫のインフルエンザB型をもらったようです。どうしても、月末の給与計算をして振り込みをしてしまわないといけないので、裏方で事務作業をしていました。午後は美容院に予約していたのですが、洗髪することがよくないだろうと思い、キャンセルして昼寝することにしました。
しんどい時って、横になったらすぐに眠れるものですね。体がウイルスと戦っているので、エネルギーをかなり使い、消耗しているからだと思います。ホットカーペットは最高温度に設定して、布団とぺったり密着するくらい仲良くなって、泥酔したかのように眠りこけます。食欲はまったくありませんが、熱もありません。体が、いつもの私の体ではないような、借り物みたいな重々しい状態です。
翌日は、少し「まし」な状態になりました。が、本来ならば孫セイト君を連れて宝塚歌劇に行く予定だったのを諦め、ママに連れて行ってもらうことにしました。独りで観劇するだけならば行ったのですが、お守りをする余裕はありませんでした。やっと手に入れたチケットだったので、ほんとに残念でした。
3日目は、もうずいぶん楽になり、平常の8~9割まで回復しました。でも、夜にお酒を飲みたいと思えないのが、まだ快調でない証拠。ずいぶんと時間がかかるもんです。ただの風邪とは症状が違います。孫のインフルウイルスは恐ろしや~~。孫の体でより活性化されていますものね。
そして、昨日から孫ココエちゃんが発熱し、早退して来ました。いよいようつったみたいですね。帰ってきてしばらくは機嫌がよかったのですが、診療所で遊ばせているうちに、ワゴンの上で、ぐっすりと眠り込んでしまいました。このまま3階に運んで寝かしつけます。
1時間ほどで目が覚めてしまったココエちゃん。私がだっこしていると気持ちよさげに、寝息を立てています。ひざに乗せたまま、レセプトコンピューターに向かいます。ちょっと熱も上がってきているようです。なんか、いつもよりココエちゃんの体が小さく薄く感じます。それだけ弱っているのでしょうね。小さな体の中で一生懸命に敵と戦っている・・・なんとも愛しい「けなげな命」。
何事も、人生は乗り越えていかねばならない。そして、少しずつたくましく成長する。大人は見守るしかありません。ウイルスも「嫌われ役」ですが、体から毒素を排出する手助けをしてもらえると思えば、「必要悪」とも考えられます。耐えて鍛えられて、都会の環境で生き抜いていく力を養ってもらっている。たとえ戦争が起こっても生き抜いていける、強靭な身体になってもらいたいものです。
鼻息と 鼓動抱きしめ 快癒待つ