「わぁ~、足の指、歪んでる~!!」
先日の日曜日。自宅で、ジイジから逃げようとして、思いっきり走っていたコウキ君。廊下にたまたま置いてあった子供用のミニカーに、バ~ンと左足をぶつけたようです。私が帰ってきた時には、かなり痛いらしく、すでに氷で冷やしたあとでした。
コウキ君は、「痛い、痛い」と言って、さわらせてくれません。左足中指が開いて、小指側に傾いています。右足指と比べて明らかに違います。打撲だけだったらいいのですが、骨折しているかもしれません。連休なので、病院にすぐに行くこともできないし、救急で行くほどでもないようだし・・・と、しばらく冷やしながら、様子を見ることにしました。
翌日も、まだ痛んでいるようで、友達が来ても「片足ケンケン」で、跳んで歩いています。触らなければ痛くないようなので、病院が開いている明日に行くことにしました。ママのお知り合いの整形の先生のところで診てもらうことになりました。すると・・・
「コウキ、中指の3番目の骨が、ポキッと折れてた!!」
と、ママから電話がかかってきました。
「やっぱりか~。」と、もう少し早く救急病院に連れて行っておけばよかったと反省。可愛そうに、足の指を引っ張って、2回も整復してもらい、簡易ギブスで固定してもらったようです。帰ってきたら、ベビーカーで学校まで送っていきました。学校の帰りには、ベビーカーでは可哀想と、学校から車椅子を貸してくださいました。明日から、これで登下校します。
「ひゃぁ~~、逆介護やね~♪」
ジイジがコウキ君の車椅子を押す・・・なんて、私のシナリオには無かった風景。いずれは、逆になるのだから、こういうことがあっても、ちょっと面白いかな??
でも、子供は元気ですね。コウキ君は、あれから、痛いと言わなくなりました。指の骨も全治2週間程と、大人の半分くらいの期間で治るようです。成長期の子供の細胞分裂が、如何に凄まじいのかがわかります。我々、老体の10倍位の違いがあるのでしょうね。
コウキ君は、車椅子に乗るのも上手になりました。もうすでに、オモチャ化して楽しんでいます。車椅子の動かし方も不自由さも身をもって解かり、年寄りや足腰の障害の方の気持ちも、少しはわかると思います。痛い思いをした分、良い経験をしたと、「ほっと」しています。パパやママも、今まで骨を折らなかったのが不思議なくらいだと言っています。
筋肉マン しばらく静かな 腕(ワン)パクマン(笑)