手指第一関節の変形「へバーデン結節」の進行を少しでも食い止めるために、キレート点滴をしたいと思って、受診した小西統合医療内科ですが、11月からカンジダ菌を減らす薬「ナイスタチン」を約1ヶ月飲み、ついに重金属排泄のキレート剤をもらいました。点滴をするのかと思ったら、キレート剤を1日1カプセル、6日間飲み続けるというものでした。
「ナイスタチン」は人間の身体ではなく、腸内のカンジダ菌に直接アタックするものですが、カンジダ菌が死滅する際にカンジダの毒素が身体中に拡散し、「ダイオフ反応」という、一時的に症状が出てくる場合があるそうです。私の場合は、おかげさまで何も反応が出てきませんでした。1ヵ月経過後、今度は、キレート剤を飲むことになりました。
「キレート」は、化学では、金属を囲むように錯体を作るということですが、これを身体の中で反応させるのです。身体の中に有害重金属が溜まると、疲れやすい、めまい、冷え性、ストレス、不眠、肩こり、加齢に伴う皮膚のタルミ・シワ・シミ、記憶力低下、高血圧、神経障害、免疫力低下、関節炎といった症状が起こります。だから、体内の有害重金属をキレーションで排出すると、これらの症状改善が期待できます。なお、強い抗酸化作用があるため、老化の原因である活性酸素の働きを抑える、アンチエイジングも期待できます。
キレート剤を最初に飲んだあと、6時間分の尿を採取して、それをアメリカに送って分析すると言われました。看護婦さんが、実際にいろいろと説明をしてくださいました。大きなプラスチック容器に、最初のキレート剤を飲んだあと、尿を毎回採取します。6時間分を採取して、そのうちの40mlを指定された容器に入れて、冷凍する。それを翌日に内科に持ってきてくださると、そのままアメリカに送りますとの事。
日曜日に、朝からキレート剤を飲んで、尿を採取しました。6時間で1350mlも溜まりました。結構出るもので、自分でもビックリしました。これをよく混ぜて、そのうちの40mlを入れて冷凍します。この間、どこにも行けないので、診療所でずっとパソコンに向かっていました。
それから6日間飲み続けました。身体は何の異常もなく、逆に、腸の調子は“いい感じ”です。ちまたでは、肌が白くなった??とも言われます。重金属のデトックスはできているのでしょうか?!1ヵ月後の結果が楽しみです。
キレートで 体内すっきり 大掃除