浩子の部屋

天然のお父さん

今日の夕食時・・・全員集合で・・・
親戚から送ってもらった、今年初ものの「松葉かに」を食べていました。
カニを食べる時は、身をせせるのに手が集中し、しゃべるのもおっくうになるほどで、誰も立って動こうとしません。
孫達は、ぎゃあぎゃあ泣いているけれど、みんなが知らん顔という状況です。


婿ちゃんが、もうすぐ2歳になる孫に
「カニを食べたら、こんな手になるよ。ほら!」
と、自分の両手をカニのようにこわばらせて広げて見せました。
孫は、びっくり・・・ほんとだと思ったのか・・・ちょっと固まってしまいました。
もうひとりの1歳の孫は、眠たいのか泣きっぱなし。仕方なく、私がおんぶして外へ出て眠らせることになりました。
ようやく、孫2人とも眠りについて、私もやっとゆっくりカニにありつける・・・と思って食べていたら、主人が、
「おまえは、しゃべってるか、食べてるか、寝てるかやなぁ〜。」
「今は、カニ食べてるから忙しいのォ!話しかけんといて。」
そこですかさず、娘が、
「お父さんの方が、もっと、ず〜〜っとしゃべってるよォ。今日のお昼も面白かったんやから。」
「なに?なに?」
「最近、お父さんの同級生のHさんがよく来られてるって、話は聞いてるんやけど・・・会ったこともないから、『どんな感じの人なん?』って聞いたら、お父さんがいきなり・・・
『ちゃいろ!』って・・・???」
ハハハハハ(全員大爆笑)
「ちゃいろ」という表現で、みんなの頭の中には、茶色の人を一斉に思い浮かべたけど・・・
「あれは、どんな感じの色と聞こえたからや。」
と、主人は言い訳・・・
「お父さんは、何でも自分の感じでしか、物事を表現しないから。しかも、ほんまに頭に浮かんだ単語だけやもんね。みんなに伝えたいって気持ちはあるんやけど、なんか上から突然降って湧いたような言葉が出るので、戸惑うわぁ〜。」
と、冷たく(?)言う私。まあ、でも、笑いが絶えない家族がここにいることが一番うれしいですね。
天然ボケのお父さん、これからもずっと「天然」でいて下さいよ。(笑)

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