浩子の部屋

第二子の命名

江上家2番目の孫が、28日に退院。生まれて初めて外の空気を吸いました。
お兄ちゃんになる甲起は、赤ちゃん返りして、よけいにママに甘えるのかと思ったら・・・意外にしっかりしていて・・・ちょっと拍子抜けです。
お腹にいる時から「デシぃ(弟子)、デシぃ」と呼んでいたので、この世に生まれてくれたことを、とても喜んでいるようです。
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ママの出産時のビデオを見せたこともあり、ママの大きなお腹の中にいたことも重々承知であったことから、弟子が「ここに居る」ことに、何の不思議もなかったようです。
一生懸命、お兄ちゃんぶりを発揮し、頭を撫でたり、抱かせてほしいと一人で抱いてみたり・・・(ちょっと、こちらもヒヤヒヤもんですが・・・)
みんなの予想に反して、甲起はお兄ちゃんをしっかり演じています。
またもうひとつ意外なことは、いとこの隆一郎(1歳4か月)が、赤ちゃんと対面した時、一瞬ひるんで・・・次の瞬間、赤ちゃんの顔を手で直接つかもうとしました。
「あっ、ダメダメ!!赤ちゃんがイタイ・イタイ言っているから。リュウちゃん、優しくナデナデして!!」
と、言ったら、すっと後ずさりして、赤ちゃんから逃げていきました。
それから、近寄りたいんだけど、近寄りがたいという感じで・・・
なんとなく触れたくない、なんか「変な?」みたいになりました。
隆一郎には、甲起のように、ママのお腹で少しずつ赤ちゃんが育っていることを教えていなかっただけに、
「いったい、この生き物は何なんだろう?」
と、思ったにちがいありません。
初めて触ったとたんに怒られたんだから、触ってはいけないものと判断したようです。
(ちょっと、可哀想なことをしたかなあと、バァバァは反省しています。)
今日も、甲起は、赤ちゃんのそばにすり寄って「チュッ、チュッ」と挨拶をしています。
赤ちゃんが、お腹が空いてオッパイを捜していたら、心配そうにのぞき込んで・・・
「ママ〜ぁ」と、オッパイをあげてくれるように、ママを呼んでいます。
隆一郎が生まれてきた時から、お兄ちゃんをしていたのだから、今回小さな赤ちゃんがやって来ても、なんの不思議もないようで、自然に家族の一員として迎えてくれました。
甲起のパパもママも、甲起がどんな顔をするか、どんな態度をとるのか、ずっと心配していたんですよ。「可愛い弟子」と言って、ずっとママのお腹を見守ってきたことが、ほんとに功を奏したみたいですね。
(ジィジィもバァバァも、ほっと一安心しましたよ!!)
さてさて、早く名前を付けてあげないとネ?!
いつまでも、「はい、赤ちゃん!」というわけには、いかないですからね。
生まれた日と時間、そして、字画と音を全部加味して、いつもご相談するM先生に考えていただきました。(甲起と隆一郎の名付け親です。)
候補はいろいろありましたが、書きやすく、人に漢字を伝えやすい名前、そして、生まれた日にちなんで・・・パパとママが決めました。
クリスマス・イブに生まれたので、聖夜の「聖」と「人」で「聖人(せいと)」と名付けられました。 
甲起の時は、パパとママの希望に合う名前がなかなか決まらなくて、M先生に再度考えていただいた名前の中で、パパが「これがいい!!」と一瞬閃いた名前になったんです。
生まれた日が12月1日で、十干十二支の始まりの甲子(きのえね)の日であったことから「甲」を、全ての始まりを表す起源の「起」をとって、名付けられました。
家族みんなが、「いい名前だね!」と・・・
先頭に立って走っていくような、元気でパワフルな子にピッタリだと思いました。
次男の「聖人」くんは、お兄ちゃんよりはちょっと繊細な感じで、耳がとっても敏感なようです。今日も一緒にお風呂に入った時に、湯船でしっかり話しかけてみました。
「あなたは、江上聖人くんですよ。いいお名前がつきましたね。
聖夜に生まれたから、『せいと』になったんですよ。」
キョロキョロと目を動かしながらも、私の声をしっかり聴いてくれているようでした。
「聖人くん、せいちゃん、
パパもママも、お兄ちゃんの甲起と同じくらいに、あなたを愛せるかどうか心配していたけれど・・・
生まれてこうして抱っこしていると、どちらも同じくらいに可愛いということが、よくわかった・・・と、言ってましたよ。
パパもママも、自分の子供は、ほんとに分けへだてなく、平等に可愛く、平等に愛せるんですよ。
聖人くん、生まれてきてくれて、ありがとう♪」
この世に生まれてくるずっと前から、甲起お兄ちゃんと、お空の上で約束していたんですねぇ〜。バァバァも、今日一緒にお風呂に入って、それがよくわかりました。
「聖」という字がついてもいいなあ・・・と秘かに思っていたのですが、これは、きっと、ご先祖様からのお告げがあったんでしょうね。
甲起兄ちゃんとも、ずっと仲良くして、この江上家の血を受け継いでくださいね。
バァバァも、甲起・隆一郎・聖人の3人とも同じように愛しますからね。
バァバァの役目は、まだまだいっぱいですね。
嬉しいような・・・大変なような・・・幸せなような・・・
神様、ご先祖様、しあわせをいっぱい、ありがとうございます。
「オギャー」は「我が命、ここに在り!!」と、聖なる叫び声!!

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