浩子の部屋

コウキの4回目の散髪

今日の夕刻、診療所でセイト君のお守りをしていました。コウキお兄ちゃんの保育園の帰りがずいぶん遅いなあと思っていたら・・・
「ただいま〜〜!!」
「あらっ、頭、カッコ良くなったやん?!でも、とんがってるし〜。ふふふ」
というスタッフの声が聞こえてきました。見てみると・・・
null


どれどれっ、どんなになったん???
いっちょまえ(一人前)に、ムース塗ってもらって、真ん中がとんがっています。美容室のお兄ちゃんは、ちょっとジャニーズ系を意識しているのですかね?
null
コウキ君もまんざらではなさそうです。みんなに、「カッコいいねぇ〜♪」と言われることが、少し照れくさいような、気恥ずかしいような・・・
でも、そんな仕草が、また一層、カワイイんですよね。(ばばバカです)
先日から、「リゴッツへ行きたい」とずっと言い続けていたのですから、やっと念願が叶ったんですものね。じいじは、近所の散髪屋さん「ゑびす」に行くのを勧めていたんですけれど・・・コウキ君が、どうしても美容室「リゴッツ」だと言い張るのだそうです。一度行ったところが、やっぱり安心感があるんですね。リュウとも一緒に行ったことがあるらしいですから。
null
ひょうきん「コウキ君」は、写真を撮るのも慣れてきて、いろんなポーズを取ってくれます。でも、ママと一緒に買ってきたたこ焼きが気になって仕方ありません。お腹もぺこぺこのようです。
「ママ〜!!たとやき、たべる〜。ママ!!とうちのたとやき!!」
ママは、お家に帰ってから・・・と思っていたようですが、コウキはもう待ちきれません。
必死になって食べようとしています。
「じゃあ、これだけ食べたら、帰ろうね。」
ママとお約束して、しっかり食べて帰って行きました。(はぁ〜、やれやれ)
散髪をするごとに、髪の毛も硬く、太く、多くなって・・・
体も頭の中身も、同じように細胞が増えて、だんだん子供らしくなっていきます。この頃は、何でもお話が理解できるし、英語の発音も、私と一味違います。音感教育は、言葉もやはり6歳までと聞いています。小さい頃の聴覚は、無限大なんですね。
「じゅげむじゅげむ、ごこうのすりきれ・・・」
という落語がありますが、何事も呪文のように唱えながら吸収していく「脳」に脱毛???・・・いえ、脱帽です。
今、内で流れている漢詩CDは、「春望」が終わって、「春暁」です。
<春暁>   孟浩然
春眠暁を覚えず    処処啼鳥を聞く
夜来風雨の声      花落つること知る多少

皆さん、すぐに全部覚えられますか?
私は、高校生時代に古典で覚えていたので、とっても楽に違和感なく頭に入ってきます。ところが、聞いたことがない漢詩は、まったくというか一行ですら、なかなか覚えることができません。頭の細胞が成育していくこの幼児期に、いろんな「音」や「刺激」を与えることの大切さを痛感します。
これから伸びゆく枝葉は、カットしても新芽が出ずる。
これから落葉しようとする枝葉は、カットしたらもうおしまい。
春痩せの 頭皮に生える 白煙り

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.