「キンダーで、七夕に浴衣、着ていかなあかんねん。甚平でもええけど・・・」
「あっ、ちょうど4人分浴衣買ってきたから、着てくれる?」
偶然にも、そんなことを知らずに、着物屋さんで4人の孫の分の浴衣を揃えて買って来たばかりだったのです。もうすぐ、お祭りもあるので、浴衣姿も可愛いかな?って思って。
コウキ君には、3〜4歳用が誂えたようにピッタリです。手直しせずにそのまま着てくれました。男の子でも、着物を着るのは嬉しいのですかね?結構ポーズもとってくれて、バアバの注文に応じて、面白い格好をしてくれます。一番いい格好はどんなのかなぁ〜?!
「馬子にも衣装」というより、「我が孫にも衣装」ですね。
セイト君は、1〜2歳用でしたが、肩と腰のアゲがしてなかったので、サイズを測って、早速に「ばあちゃんの針仕事」を始めました。長いのを嫌がるので、短いめに上げました。
針仕事の横で、糸巻きを積み上げて喜ぶセイト君です。
「ボクの分、直してるんよ。どう?可愛いでしょ?」
着せてみると、ちょっと着丈が短かったようです。ママいわく・・・
「ほんま、バカボンそっくりやな〜♪」
「ほっぺに、グルグル(渦巻き)を書いたら、もっとそっくりや。」(笑)
朝から、ふたりで浴衣姿に、マンションの植木の剪定に来られていた植木職人さん達が、
「おっ?きょうは七夕やから、ゆかたか〜?かわいいなぁ〜!!」
男の人達でも、日本の浴衣には、反応されるんですね。日本の着物には、みんなの哀愁があるのでしょうか?!幼少期の夏祭りの想い出がよみがえるのでしょうか?!皆さんの見つめる目線が、バアバの私と同じ波長に感じます。
いつものように、管理人のおじさんに、自転車に乗せるのを手伝ってもらいます。毎朝ほんまにお世話になってます。でも、子どもさん大好きなので、喜んで待っていてくださるようです。そして、ママは9カ月のお腹のまま、前後に子どもを乗せて、自転車で天六(天神橋筋6丁目)まで走ります。たくましい、たくましい娘です。他人からみると、ほんとに大丈夫?って思うでしょうね。
我が家の天才バカボンは、奇才バカボン?奇怪バカボン?(笑)