浩子の部屋

我ら裸の王国?

先週の日曜日、我が家の玄関側の廊下に、2匹の大雨蛙が出現!!
ゲロゲロ、ケロケロ・・・とは鳴かず、きゃっきゃ、ひゃ〜っひゃ・・・と鳴きます。しかも、顔が良く似ている兄弟蛙。廊下に水が撒かれると、その上に寝そべったり、体をこすりつけたり、それはそれは、「水を得た魚」のごとし。生き生きと跳ねまわる兄弟蛙は、眼もランランと輝いています。
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ウチのジイジが、廊下を洗う為に水を巻いたら、兄蛙がそれを見つけて、「もっと水をかけてほしい」ということから始まったようです。ベランダでの水浴びでは飽き足らず、玄関前の長い廊下や階段を右往左往。天気が良かったので、その暑さをわすれる為の水遊びに夢中になる気持ちも、良く分かります。普段できないことや、悪ふざけやイタズラのようなことは、とてもスリル感があり、愉しさ倍増のようです。
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だんだん調子に乗って、弟蛙まで12階から13階まで、素っ裸で走り回ります。まるで、このマンション全体が我が家であるかのように、何の遠慮もありません。見ていて、呆れるというよりも、そこまで無邪気に飛び跳ねられると、もう、笑うしかありませんものね。ワルガキというより、ワルガエルそのもの・・・です。こういうのを「アキレカエル」というのでしょうか・・・(笑)
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昨日は、蛙が4匹になりました。従兄弟蛙がやってきて、早速にベランダで水浴びです。素っ裸が大好きな蛙さん達は、みずをかけ合ったり、じゃれ合ったりと、満足しきっています。野生に戻った蛙達は、ベランダならず、部屋中を飛び跳ねてくれます。部屋中に物を散らかし、やりたい放題し放題。もう、誰も止めません。
「好きなだけ、やりなはれ!!」
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解放感に満たされた「裸族」の集団。人間本来、裸で生まれてくるんだから、これが動物としてみたら、自然の姿。何の抑制もなく、「我が意を得たり」とわめき、雄叫びをあげる集団。一瞬、我が家は「アフリカ」?になったかと錯覚するような・・・(笑)。
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でも、子ども達が、元気で走り回れる姿を見ているほど、気持ちのいいものはありませんね。人間という生物の本質であり、それを見守っている親の本能であり、遺伝子を繋ぐという大きな生命の仕組みであることを、客観的に感じ取れる瞬間です。ウチのジイジも、この子ども達のテンションと同じになります。遊んでやってるつもりが、一緒になって遊んでしまっています。幾つになっても、心は少年。悪ふざけは、大好き。しまいに孫が泣いてしまうハメにもなったりします。まあ、お互いに好きにしなさい?!・・・というような感覚で眺めている私です。
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これが、もうすぐ6人になる?!・・・と考えたら・・・「ふ〜〜っ!!」と溜息が出そうになります。6人になったら、何もかもクチャクチャのメチャクチャで、「もうどうでもいい的」発想になりそうですね。「4人も6人も一緒やでぇ〜」という娘達と、「6人はどうなるのか想像つかんわぁ」という主人と私。大人の数よりも子どもの数の方が多くなる時間が増え、1人で最低2人面倒みないといけないんですもの。ほんまに結構で幸せな話なんですが、現実は毎日ですから、ほんまに大変ですわぁ〜〜。
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ママ達の体力は、すごいですね。「母は強し」されど「父は・・・」???
もちろん、「父は母以上に強し」・・・ですよね。裸の王国の王子達、王女達をしっかり支配して、裸の王様になるがごとく、世間に笑われても、ひるまず、焦らず、堂々として、地に足をつけてしっかり歩んでいただきたいと願います。
裸の王様は、心を裸にできる、勇気ある王様です!!

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