浩子の部屋

おふくろの味

「バアバ、おりょうり、やったらできるやん!!」
と、コウキ君のお褒めの言葉。コウキ君は、私が料理しているところを、あんまり見たことがありません。日頃から、娘にまかせっきりで、冷蔵庫の中身もよく知らない状況でしたから・・・。たくさんの新鮮な野菜をいただいたので、料理しないともったいないと思い、ちょっと張りきって?みました。
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コウキ君、日頃、褒め上手なママに、
「コウちゃん、やったらできるやん。上手やねぇ〜♪」
と、いつも褒められているから、その言葉のままに、私のことを褒めたつもりのようです。いつの間にか、大人の言葉を自分のものに習得してしまっているのですね。もう、ごまかしようがありません。全部聴かれているし、ほとんど全部理解しているようです。
子どもの能力は、日に日に目立って成長していきます。ほんまに感心します。
子どもの目線でありながら、大人をからかうような行動に出ることもあります。背伸びして、大人と同等になろうとしているのかもしれません。私たちからすると、まだまだ可愛いというか、幼いレベルですが・・・。でも、小さいからといって、解りやすい言葉ばかりを話すというのではなく、大人の難しい単語にも興味を持ちます。
「あっ、これ、おてて洗って、キレイに殺菌しないとね。」
と、私が言うと・・・コウキ君は、即座に疑問文を投げかけます。
「バアバ、しゃっきん・・・って、なに?」
「あのね。手に付いたバイキンをやっつけてキレイにすることを、殺菌っていうのよ。」
「ふ〜〜ん。ばいちんまん、やっつけてしんだら、ちれいになるのやね。」
「そう、それを殺菌っていうんやよ。」
「うん、わかった♪」
こういう時は、ほんまに素直でいい子や・・・と思います。一生懸命、覚えようという気持ちが伝わってきます。もっと教えたいですが、あんまり一度に言っても、ゴチャゴチャになるんじゃないかとも思ってしまいます。
<クレイジーケンバンドの歌>
♪やれ〜ぇば、でき〜ぃるよ〜、できるよ、や〜れば〜ぁ〜♪
♪やる〜しかないぃ〜んだから、やらなきゃダメなのよ〜〜♪
♪努力なんて、言葉〜わ〜、カッチョ悪〜いけど〜ぉ〜♪
♪努力なしで、それ〜わ〜、成し得ぬもんだ〜よ〜ぉ〜♪

コウキ君も、リュウ君も、セイト君も、クレイジーケンバンドに未だに夢中です。毎朝毎晩、このビデオがかかります。こんな小さな頃から、ほんまにオッサンの要素が含まれている?のですね。(笑)
「また、やってんのん?いいかげんにして〜や〜。」
と、私が言うと、コウキ君がその言葉をまねて、同じように言います。
わぁ〜、ちょっと言葉使いを考えて言わないと・・・(汗)。
バアバの言葉のままに、育ってしまうもんね。
お料理も、ママの味、バアバの味・・・って、わかるかな???
バアバの手料理教室、今夜も再開〜〜??
そう言えば・・・
私の「おふくろの味」は、母ではなく、祖母の手料理やったねぇ〜♪
そろそろ、孫に美味しい手料理つくってやろうかな〜。
おっと、あぶない!!そんなこと言ったら、娘達が喜ぶだけやから・・・
やっぱり、やーめたぁ!!(笑)

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