8月15日に、大阪ハービスエント地下2Fの「ビルボード・ライブ」にて、孫コウキ君のゴスペル発表会がありました。月に2回のお稽古に行っているのですが、どんなことをしているのかも知らずにおりました。午前9時半からのリハーサルということで、もう一人の孫リュウ君も一緒に見学に連れて行きました。
ビルボード・ライブの前では、たくさんの出場者と思われる方が待っておられました。大人の方もいっぱいでした。まずは、小さい子(KIDS)から、リハーサルが始まります。中に入ってみると、舞台では、プロの演奏家達が、マイクや音を確かめておられました。すごい音量です。まずは、出演者席に座って、コウキ君の出番を待ちます。なんか異様な空気感に、コウキ君が怖気づいて泣くのではないか・・・という不安を持ちながら・・・
音のテストが済んだようで、いよいよ出番がやってきました。キッズクラスは7名です。それぞれの子にマイクが1本付きます。小さい子でも、ちゃんと背丈に合わせてくれるんですね。コウキ君もマイクの前に立ちます。もちろん、最年少です。一番端っこにいて、先生に指導されています。こんな大きな舞台に立って、ほんまに大丈夫なん???
そんな思いとはうらはらに、コウキ君は、自分の歌の番になるとしっかり歌い始めます。もちろん、歌詞は英語です。男の先生が横に付いて歌詞を教えてくれながら・・・ですが、マイクの前で歌うということを堂々とやってのけることに、感心しました。他の4歳や5歳の子は、上手に歌っていました。さすがにこの頃の年齢差は、進歩が格段に違いますね。
あとは、小学校低学年のクラスと高学年のクラスがあり、みんな踊りと唄を披露しておられました。子ども達が全員集合して、一斉に歌います。コウキ君は一番前の真ん中です。
最後は、大人の人達も加わって、フィナーレのリハーサルです。総勢100名くらいおられるのでしょうか?凄い合唱団です。ここで、リュウ君が喉が渇いたようなので、私はリュウ君とひと足先に帰ることにしました。
午後1時からが本番です。パパとママとジイジが出かけて行きました(私は家で待機)。
本番では、コウキ君が、ちゃんとひとりで歌えたようです。歌った後に、会場から割れんばかりの拍手をもらい、聴いていたパパの方が感動して、「涙出てきた!!」って、言っていました。こんなに小さいのに、あんなに大勢の前で、よく頑張ったね!!
コウキ君の舞台度胸にみんなが感心しました。
何事もやってみるもんですね。ママの熱心さにも驚きますが、コウキ君の順応性にも驚きます。自分が好きでやっているような様子ですから、これから先、きっといろんな羽ばたきが見えることでしょう。私としては、ちょっと異次元の世界なので、ほんまに勉強になります。そのうち、コウキ君に、「バアバ、それちゃうで、こうやで。」って、指導されることになるでしょうね。(笑)
小さな小さな歌手、コウキ君。
「まかぬ種は、生えぬ」ですから、いろんな種を自分の体に植え込んでもらって、いつか大きな双葉が出て、少しづつ育っていくのを、気長に見つめていきたいと思います。
今回の発表会を聴きに行った主人の感想は、
「ゴスペルは、人に歌って聴かせるもんやと思ってたけど、ちょっとちゃあうなぁ〜。大人の人達は、みんなメッチャ楽しそうに歌ってた。自分が思いっきり声を出して、自分が楽しむもんやとわかったわぁ〜。」
ゴスペルとは、「ゴスペル・ソング」の略称で、もともとアメリカのキリスト教音楽であり、20世紀前半に黒人霊歌にブルース・ジャズなごの要素が加わって生まれたものだそうです。
ゴスペルとは、思いっきり楽しんで歌うこと。
ゴスペルとは、自分の肉体から発する心の声。
ゴスペルとは、みんなの魂にこだまする波長。
孫から学ぶことは、まだまだいっぱいありそうですね♪