カッコいい紋付袴姿の孫・・・を想像して、昨夏にコウキ君とリュウ君の七五三用の着物を誂えました。ココエとマオの初着を選ぶ時のついでに、京都の染物屋さんの一点ものを、いつもの着物屋さんに見立ててもらい、持って来ていただきました。もともと私の好みをよく知っておられるので、見せてもらってすぐに気に入りました。
今年はいよいよ、その晴れ舞台です。お参りの日時を決めて神社や写真屋さんに予約をしました。着付の為の美容院の予約も終わりました。コウキ君の着物も準備万端・・・???
「あっ、えらいこっちゃ~、忘れてた~ぁ!!」
コウキ君の身丈に合わせて、縫い上げをするのをすっかり忘れてしまっていました。
それで、着物屋さんに早速電話してみました。
「あと、1週間しかないんやけど・・・今から着物の縫い上げを頼めますか?」
「ちょっと難しいですな~。大体、今でも1ヶ月待ちですねんけど。」
「そうですか。やっぱり無理ですよね。まあ、なんとか自分でやってみますわぁ。」
と、あきらめていたのですが・・・
「今、仕立て屋さんに連絡したら、なんとか1週間でしてあげるという返事でしたので、奥さん、すぐに持って来てもらえますか?」
はぁ~~、やれやれ。無理をきいていただき、ほんまにありがたいことです。
翌日、コウキ君を連れて着物屋さんに出かけました。ピッタリのサイズに仕立て上げてもらうためです。コウキ君もよく理解してくれているようで、黙って私に付いてきてくれました。セイト君も3歳のお祝いに被布を着ます。ココエちゃんもお喰い初めに着た着物を縫い上げしました。
美容室では、コウキ君も髪の毛を整えて、着付けをしてもらいます。
初めてのことなので、とても神妙な顔をしています。
袴をはくとやっぱりカッコいいですね。
ちっちゃいけれど、男の子って感じがします。
最後の仕上げです。
「いよ~~ぉ、いっちょまえ!!」
北海道のご両親にも来ていただいて、いよいよ富島神社へ「七五三まいり」です。コウキ君は「キマッテいる」けど、セイト君は足袋と草履をはくのがイヤらしく、ついに素足でクロックスのスリッパのまま・・・(嘆)。
コウキ君は、神様へのお参りする意味がなんとなくわかっているのですが、セイト君は全く理解しておらず、オモチャをもらえるのが楽しみなだけ・・・です。
玉串をもらって、ひとりできちんと神様に「5歳になりました」と報告ができたコウキ君。
セイト君は、パパが付き添っての玉串奉奠です。
最後に、千歳飴とオモチャや風船をもらってご機嫌です。
終わってからの集合写真撮影。神主さんが撮ってくださいました。
外へ出て撮影し始めているところへ、長女が孫3人を連れて、写真を撮りに来てくれました。リュウ君は、コウキ君の晴れ姿を見て、自分も着物を着たかったようです。
「リュウ君は、来年5歳になったら、着物着てお参りできるからね。リュウ君の着物あるから、心配しなくてもいいよ。」
一応、納得してくれたようで、一緒に写真撮影もできました。
写真屋さんでのスタジオ撮影もいつもの段取り通り。でも、3人ともカメラに目線を向けるのはほんとに大変です。工藤写真館の丸谷さんには、とてもお世話になりました。なんとか無事に撮影できて、本当にやれやれです。全員お疲れ様でした~♪
袴には 児を「男」にする 妙技あり