浩子の部屋

ジェノべ−ゼ

カーニバルとは、「謝肉祭」のこと。
イスラムのラマダン(断食)のように、3月末〜4月に行われるキリスト教の復活祭前40日が、「肉絶ち」をして食べ物への感謝を捧げる期間です。
その肉絶ちをする前に、思いっきりご馳走を食べてドンチャン騒ぎをする・・・
それが、カーニバルの由来なのだそうです。
ベニスのカーニバルも、最初は2〜3日だったのですが、だんだん人気が出て観光名物となったため、今では3週間程度行われているということです。
null


今日は、まず、ボローニャに向かいました。
約1時間40分で到着。予定より早く着いたのですが・・・
現地ガイドさんが、待てど暮らせど、来られません。
「イタリア時間?」なのかなあ〜??なんて思いながら・・・約1時間経過。
添乗員さんが連絡をつけて、やっと来られたのです。実は、待ち合わせ場所の連絡ミスが原因だったようです。予定より遅くなってしまいましたが、教会等を見学する為、急遽、市バスで現地まで行くことになりました。
市バスに乗るというハプニングも、また面白いかも・・・?!
ボローニャには、ヨーロッパ最古の大学があり、そこには、人体の解剖室がありました。
null
昔は、ヨーロッパじゅうから、医学生がここへ勉強に来ていたようです。
かの有名なレオナルド・ダビンチも!!(実は医学生?)
それで、あの筋肉質の肉感のリアルさを表現できたのですねェ〜(ヘェ〜!!)
その視線で、再度、彼の絵を鑑賞してみたいですね。
昼食は、ラザニアと薄切り肉のソテー。ボリュームはたっぷり。
ここから、ジェノバへ約4時間。ジェノバ到着は、5時45分。
コロンブスの生家や、ジェノバの旧市街、教会を見学。
null
イタリアの古き良き街並みが残っていて、風情のある街。日本人観光客は、ほとんど来ないという街だそうです。
こういうところにこそ、ゆっくり滞在して、イタリア人の日常文化に触れる方が楽しいでしょうね。
残念ながら、私達は、明日フランスのマントンやモナコに向かいます。
夕食は「ジェノベーゼ」のスパゲティー。
これは、バジルの葉、ニンニク、松の実を大理石の鉢ですりつぶしてペースト状にしたものに、羊のチーズ(ペコリーノチーズ)を混ぜ、茹で上がったスパゲティーに絡めて食べるという、ジェノバ独特の食べ方だそうです。
初めての味覚でしたが、羊チーズのトロッとした風味と、バジルの香りが良く、美味しくいただきました。
ちなみに、日本のイタリア料理店では、ほとんど食べられない味だということでした。
ちょっとした小さな・シ・ア・ワ・セ〜♡
本日の地理的お勉強は・・・イタリアを囲む「海の名前」です。
ベニスは「アドリア海」、南イタリアは「イオニア海」、
ナポリは「ティルニア海」、ジェノバは「リグリア海」。

同じ地中海でも、いろいろと名前が付けられているのですねぇ。
そろそろ、ワタシは「ネムリア海」???

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.