浩子の部屋

まけきらいの湯

家族8人で、私の実家(篠山)の母の家に向かう。
道路は、3連休の方も多いため、予想通りの渋滞。
なんとか通常の倍くらいの時間で、篠山に到着。
実家に着く前に、娘達は「シマムラ」(衣料品スーパー)に寄りたいと言い出しました。
婿ちゃんの靴下とかを買うんだとか・・・わざわざここで買わんでも・・・
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実家の母は現在83歳ですが、これまでは大阪まで、ひとりで電車に乗ってやって来ていました。足取りも軽く、階段もよく登れるらいでした。
ところが、最近はかなり足腰が弱くなってきたらしく、大阪へ出る気力が無くなってきたんだとか。それで、みんなに来てほしいと言われていました。
というのも、特に長女夫婦が4月に引っ越すので、その前に、一度篠山へ来てほしかったようです。
ようやく、実家に到着して、母を車に乗せ、「ささやま特産館」にて昼食。
ひっそりとした町並みとうって変わって、ここは観光客の人達で賑っています。篠山特産の山の芋を使った「とろろ汁」や篠山牛の「タタキ」や「ステーキ」が名物です。
デザートには、「小倉ゼリー」が、ここの一押しです。
また、実家に戻ってゆっくりとしていると、三田でゴルフをしていた長女婿(キヨちゃん)が、遅れてやってきました。ふたりの婿ちゃんは、私の幼馴染が経営している衣料品店「タノカメ」に行くのが楽しみ・・・ということで、早速に出かけて行きました。
なんで、篠山という田舎に来てまで、買い物???・・・と思うのですが、大阪で売っている商品が格安であったりするそうです。
いわゆる、掘り出し物??
マー君はジーンズ2枚、キヨちゃんは、マー君とお揃いのジーンズとTシャツを買ってきました。すぐに、目の前で試着してくれましたが、これがなかなかいいんですねぇ。
ほんまに、篠山へ買い出し(?)に来たという感じですよねぇ〜。
夜は、母の大好きなささやま荘の天然温泉に出かけました。
露天風呂もあり、わりと空いていて、ゆっくりと浸かることができます。孫達も、大きな風呂に大喜び。ジィジィ達が、コウキとリュウを男風呂に入れてくれました。
ここは「まけきらいの湯」という名前が付けられています。
実家の裏山になる王子山公園には稲荷神社があるのですが、ここが「負け嫌い」という強運を呼ぶお稲荷さんで、そこから命名されたようです。(王子山平左衛門という強い力士の伝説に基づいています)
昔、信心深い亡祖母が、毎日のようにこの「まけきらい稲荷」にお参りにきて、家内安全・商売繁盛・学業成就などをお願いしていたようです。合格祈願などは、「まけきらい」なので、とてもご利益があると聞いています。
さて、温泉では、赤ちゃん(セイト)と、本日のハーブ湯にゆっくりと浸かります。風呂が大好きなセイトは、どんなに泣いていても、お湯に浸けるとピタッと泣きやみ、ゆったりと足を投げ出してリラックスできるようです。
お風呂大好き人間です。
亡祖母のあの「勝ち気さ」も、この「まけいらい」からきているのですね?!
みんな、この湯に入ると「まけきらい」の強いお相撲さんみたいになるのかしら・・・???
もうすでに、セイトは金太郎さんみたいになっていますけど・・・
♪ま〜さかり か〜ついだ 金太郎〜♪
夕食は、同じ所にあるレストラン花車で、猪肉山椒焼定食などなど・・・
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娘は、定食では足りなくて、更にオムレツを追加して、ペロッとたいらげていました。
さっき、風呂に浸かりながら、オッパイをしていたので、よけいにお腹が空いたのかもしれませんね。
あの食欲力士を見ていると・・・
「まけきらい!!」どころか、「まいりましたぁ〜!!」

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