近くの市場を、再度まわってみました。7時30分でしたが、もうたくさんの人で賑わっていました。台湾の庶民のほんとうの姿がここにあります。
何の飾り気もない日常。生活感が滲み出ていて、すごく親近感が湧きます。
どの国でも、今そこに生きている人の息づかいが聞こえてくるような町の姿。
私は、そんな地に足の着いた場所が大好きです。
広場に行ってみると、案の定、年配の人達が「太極拳」をしていました。
たくさんの方が、健康の為に、毎朝続けられているんですね。そして、仲間がいることで、横の繋がりができ、コミュニケーションがとれて、孤立することなく生きていける。生きていくための素晴らしい知恵が、ここにあるように感じられました。
掃除のオジサンは、こんな格好です。日よけの帽子がユニークですね。箒も塵取りも「赤」です。
大きな通りの裏側は、まだまだ貧しい生活がいっぱいありました。日本より、ずっと貧富の差が激しいようです。物価も日本の半額以下で、仕事による賃金格差がかなりあるのではないでしょうか?
市場の魚屋さんでは、未だに冷蔵庫もなく、氷の上に魚を並べて、その上に蝿よけのためのリボンが回転していました。私が幼かった頃の記憶の中にある風景が、今、まだここに在るのです。生活に追われる日々。貧しいけれど、皆がのんびりゆっくり陽気に楽しく・・・というのはちょっと感じられないですが、毎日与えられた日々を一生懸命に働いて生きようとする姿がうかがわれました。
台湾は、ほんとに食べるものが美味しいです。女性は、家で料理をすることなく、三食とも「外食」だそうです。夫婦共働きだからでしょうね。聞くところによると、夫が自分の奥さんに、「料理を作れ!」と命令したら、即、離婚になるそうです。ウチの娘が、「どこかとよう似てるねぇ〜。」と・・・
それ、私のこと??? まあ、そやけど・・・(フフフ)
私達夫婦は、「台湾式」だったわけですねぇ〜。
進化してんのか、遅れてんのか、ようわからんけど・・・
「活気」がある点だけは、一緒やからねぇ〜。
「I love TAIWAN」・・・なんで、柿あたまなん???