浩子の部屋

台北101

今日は、8時から1Fレストランにて朝食。
バイキングは、洋風と中華風がありました。種類も豊富で、野菜や果物も新鮮で、甘味もちょうどいい感じです。それぞれ思い思いに、食べたいものを食べたいだけ、食べることができる幸福感。台湾は、ほんとに味覚が発達しているというか、素材がいいというか、味の土台となるスープが美味しい、また、香辛料が絶妙ですね。
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朝から満足しきって、10時に出発です。
主人が、台北駅(台北車站)まで、地下鉄で行こうと言い出しました。子供連れだから、タクシーで行きたいと思っていたのですが・・・
ホテル近くの市政府駅から乗れば、6つ目の駅が、 台北車站駅になります。慣れないので、右往左往しながら切符を買おうとしたら、青いプラスチックのコインが出てきました。このコインを定期みたいに入り口にかざすと入ることができます。
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台湾で初めての地下鉄。車両は、日本の地下鉄より大変新しい造りで、快適な滑り出しです。車内での写真撮影に夢中になっていた・・・「その時」です。
急ブレーキが踏まれ、大きく体が揺れました。台湾の地下鉄は運転が荒いんだと思っていた矢先・・・また、急ブレーキが再度踏まれ、止まってしまいました。丁度、次の駅に着いたから・・・???と、思っていたのですが・・・
どうも、ホームにいる人たちの様子が変???
私たちが止まったところの、同じ車両の後方部で・・・何かが起きていた!!
外のホームにいる人たちが騒いでいる様子です。すると・・・
私たちの乗っていた車両の電気が、急に消えました。乗客が、ザワついています。
「わあ!!人身事故や!!」
ドアは閉まったままです。このまま、しばらく閉じ込められるのだろうか・・・???
嫌な空気が漂っています。
しばらくして、駅員の方が来られ、ドアが開放されました。
「早く、ここから向こう側へ出て行ってください。」
というような、台湾語の指示が出ています。
(やれやれ、出て行ける。)
駅員の方が、事故用の黄色いロープをその辺りに張り巡らせておられました。
駅のホームには、黒いハンドバッグが放り出されたように落ちていた・・・ようです。
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こんな現場は、一目散に退避するに限ります。
地上に上がって、すぐにタクシーに乗りました。
もう、地下鉄はこりごり・・・はあ〜〜っ(嘆息)。
タクシーで行くと、地下鉄より、地上の様子が良く分かります。賑やかな市街を見学しながら、台北駅に到着です。ちょっと変わった、中国チックな建物。中は、かなり広くて・・・でも、見るものは何もなく・・・次は、また、タクシーで、古い家並みのある下町を散策。
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その近くの河川敷では、サイクリングをする方がいっぱいおられました。しかも、しっかりサイクリング用の衣装もキマッています。日曜日だから、なにかイベントがあるようです。
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そろそろ、お昼時になりました。
坂井家から教えていただいた、「青葉」という台湾料理のお店に行きました。
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紹興酒も、台湾独特の乾燥梅干を入れていただくと、これは絶品!!
マイルドな風味が広がります。
適当にメニューから選んだ料理ですが、どれもハズレがなく、どれも美味しい。特に、伊勢海老の炒め物と、鮑入りの雑炊が、唸るほど美味しく、堪能させていただきました。孫は、カラスミに薄切り大根をのせたもの(酒の肴)が、大のお気に入り。将来、飲んべえになりそう・・・です。(笑)
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ホテルに帰って、すぐに屋外プールへ。
孫は、水着に着替えると、飛び跳ねて喜んで、いそいそと向かいます。
前もって、子供用プールのあるところを探してホテルをチョイスしたので、ほんとに良かった〜ぁ。(台北市内のホテルで子供用プールがあるのは、3件くらい)
最初は、おそるおそるプールに入っていた孫も、だんだん慣れて、ペンギンの浮き輪にのってご機嫌です。ママやパパも入ってきたのですが、一番喜んで遊んでいたのは、パパ・・・でしたよ。
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気温は、26℃でしたが、水はぬるく、入っているほうが暖かい状態でした。
4ヶ月の孫も、一応水着を着て、水に浸かりました。ジィジィもご満悦。
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夕方になったので、ホテルから徒歩1分、地上508mの高さの「台北101」に、混雑していなければ上ろうという計画で、行きました。日曜日の夜だったので、主人の予想通り、5分待ち程度でエレベーターに乗れました。地上382.2mの89階に展望台があります。超高速エレベーター(日本の東芝製)で、わずか37秒という速さ。ほんとにあっという間に上がりました。
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360度のパノラマは、雄大で絶景です。丁度夕暮れ時なので、明かりが点灯していく夜景を楽しみました。
この展望台は、2005年3月にオープンし、現在、世界第2位の高さを誇ると聞いています。ちなみに、世界第1位は、ブルジュ・ドバイ(高さ818m)。「高さ」を競うのも大変ですね。工事のようすを写した映像を見て、規模の大きさと、工事の緻密さと、その工事にかかわった方々の熟練の技術に感心しました。
我々は、出来上がったものを、ただ楽しむだけですが、建築現場の裏側はどんなに大変な作業であるか・・・あの高さのところで、作業している方の気持ちを思うと・・・なぜか怖くなって、心が怯え震えてしまいます。
今、ブログを書いている部屋の窓から、ライトアップした台北101が見えています。
今では、台湾の観光名所のひとつになったのですね。「101」は、101階まであるというのと、101%の歓迎をするという意味で、100%以上・・・つまり、精一杯の歓迎名所・・・ということなんですね。
皆さんも、台北に来られたら、是非上ってみてください。
101パーセントの感動があるかもしれませんよ!!

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