今日の昼に、会計事務所で、Ｓ社の不動産部営業の方とのお話。
主人が40年前に親から譲り受けた土地を売却して、身軽にしておこうという相談でした。
ただ、アメリカ経済の不況のあおりで、世界的に株も暴落している昨今です。
不動産も昨年の6割くらいの価格になっているとか。
言わば、底値に近いという現状です。したがって、売却しても利益も無いから、今は「売り」よりも「買い」の時期ではないかということです。売買に関しては、主人の判断（気持ち）に仰ぐこととなりました。

アメリカのリーマン・ブラザーズ社の破たんは、もちろん、返済不可能な低所得者に土地の価値以上の金額を貸しつけたということに起因するのですが、その赤字を補填する為に、石油に投機し利ざやを得ようとして大バクチを打ったが、大失敗に終わり、破たんしたというウワサが流れています。
世の中を動かしている大きなマネーに、まず、「ユダヤ」そして中国の「華橋」、そして近年はオイルで儲ける「アラブ」があると聞いています。
それぞれが、経済戦争の首謀者であり、戦兵や戦闘力（金銭力）で、世界を舞台に静かに暴れまわっているということらしいです。
我々凡人の世界では、その戦争の渦に少しでもうまく乗れるか、もしくは、全く回避して逃れ、独自の道をコツコツ歩むかしか方法はありません。
でも、それで少しの小さな幸せをたくさん集める方が、要らぬ難問をかかえることもなく、無事に生きていけるのではないかと思います。
「知らぬが仏」ということばのように、経済の台風にも嵐にも巻き込まれず、たんたんと我が道を見失わないように、ゆっくりと地面を踏みしめて歩んでいくことこそ、これらの不況を乗り切る一番の方法なのかと・・・。
皆さんも、いろんな仕事をされ、経済の波に大なり小なり影響を受けられると思いますが、一喜一憂せず、独自の「大いなる道」を見続けてくださいますように！！
ノーベル物理学賞や、化学賞をもらわれた方は、自分の信じる道をあきらめず、精一杯の能力（脳力）を使って発想をされ、努力を地道に続けてこられた結果だと思います。
何事も地味な世界ですが、自分の納得のいく道を曲げずに進んでこられたことが、今回の受賞につながったことを、私達も人生の教訓として受けとめたいですね。