浩子の部屋

吉本新喜劇

歯科医師会支部の家族親睦会で、「なんばグランド花月」の劇場公演を観賞。
大阪に住んで32年目・・・なのに、「よしもと」は初めて!!
他の先生方も一同に、「はじめてです。」・・・とのこと。(やっぱり)
花月前は通っているのに、以外に中へは入ったことがないんですね。
大阪人的発想で(?)、「いつでも行けるやん」と思うと、なかなか行かないもんです。


大阪観光名所の大阪城や梅田スカイビル屋上、今年無くなった道頓堀「くいだおれ」も、地方から来られた方を案内する時くらいしか行かない・・・ですね。
さて、今日の公演は、漫才・落語・漫談が1時間30分、新喜劇45分。
出演者は、ティーアップ、ストリーク、コメディ?1、チャンバラトリオ、海原やすよ・ともこ、桂きん枝、西川きよし。
ベテランの漫才は、ほんとに安心して楽しませてもらえますね。
出てくるだけで、「なんか笑わせてもらえる!」っていう期待感が膨らんでいます。
そして、顔を見ただけで、いつもテレビでおもしろいことをやっているという記憶が、その期待感を倍増するんですね。
見慣れているという安心感と、絶対ここで笑わせてくれるという笑いの幸福感が先に立って、そこへ期待通りのストーリーや演技が入ると、「ツボ」にはまるというか、自ら「笑いのツボ」の中へ入っていくんです。
コメディ?1の「アホの坂田」だったら、例の「よいとこらせ〜っ」と横歩きが出ると、「それが見たいんや!!」という感じです。やっぱり、私たちの期待を裏切らない・・・芸人根性ですか??すばらしいですね。
テンポの良さは、海原やすよ・ともこ。
ムッチャ、大阪のおばちゃんのノリのまま。若くても(?)、大阪のおばちゃんを貫く・・・そこが、支部の先生方にも、バカうけでした!!
日常よくありそうなところをついているし、自分をさらけ出して演技している感じが見えます。特にベテランの方は、自分の家族の話も、すべてネタになるんですね。
そこまで出す?!・・・というか、自分のプライベートまで笑いにしないと、お客さんはほんとに喜ばない。その人の一番心痛いところや辛いところ、悲しいところをさらけ出してこそ、笑いに変えることが出来る。
☆コメディ?1の前田五郎さんの話☆
吉本興業には、1000人の芸人がいます。500人が東京で、500人が大阪。
そのうち、99%が「アホ」です。「アホ」しか吉本にはおりません。(?!)
ただ、1%は賢い人がおります。その1%を「タレント」と言います。
残りの99%は・・・「タ・ラ・ン・ト」(笑)
そして、タレントのことを「芸能人」とも言います。
99%のタラントは「芸人」と言います。
そのちがいは???
・・・あいだに、ノウ(脳)が無い・・・(爆笑)
うまいですねェ〜〜。どの方も、どうやって笑ってもらおうかと考えて、試行錯誤を重ねて、ネタに仕上がっていくんですね。
ほんまに、大阪の日常会話の勉強になりましたわぁ〜〜♡
テレビで見ているより、やはり直接見ると、自分への刺激が違いますねぇ。
深く鮮明に記憶に残りますね。テレビは一瞬その場で笑って、お仕舞いという感じやけど。
やはり、脳の中に、あの笑いの臨場感とその興奮、胸の高まりのようなものが、ずっと残るんです。旅行と同じで、なんとなく分かっているつもりでも、行ってみると感性が変わります。
笑いの芸も、ここまで磨かれると、ひとつの芸術です。
「芸脳人」と言っても、過言ではありません???
新喜劇も、まったく期待を裏切りません。
予想通りに、笑いを展開させていきます。
ストーリーが読めるから、安心感があって、また、その中にはまり込んで笑えるんですね。
♪笑いの力で、よ〜〜し、もっと、免疫力♪
♪笑いの渦で、よ〜〜し、もっと、大感激♪
♪吉本新喜劇、よ〜〜し、もっと、新シゲキ♪

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