酔っ払いのおっさん三人衆。
ここは、「いこい食堂」です。阪急中津駅ガード下にある、きたない(失礼ながら・・・)食堂というか、居酒屋というか、飲み屋さんというか・・・
今日もたくさんの人で賑わっています。
この「いこい」は、自分ん家の台所みたいな存在で、家に食材がなく、忙しくて料理するのも面倒な時は、必ず、ここでご飯を食べてきました。
娘達は、小学生の頃からここに来ている訳で、開業11年目に医院を全面改装した時は、患者さんも多く忙しかったので、ほとんど毎日「いこい」に行っていた記憶があるというのです。それくらい昔から通っている訳です。
下町の「ほのぼの食堂」という名が、当たりかも・・・???
「安い・早い・うまい」の三拍子そろっていて、しかも、阪急電車で帰る人には、駅もすぐ近い・・・というか、すぐ上がれば改札口という利点もあります。
さらに、「家庭の味」という感じで、誰にでも受け入れられる関西風の味付けです。
例のおっさん三人衆と私の4人で、今日も食堂の片隅で楽しく飲んでいます。
「飲んべぇ」でなくても、ここは居心地がいいんです。
(ちょっと、きたない・・・ということを除けば・・・)
ごはんも、うどんも、ラーメンも、丼も、何でもあります。お好み焼きや焼きそばもできます。ただし、フライパンで焼いています。・・・ここが、「家庭の味」なんです(笑)。
1人2000円もあれば充分飲んで食べてできる、ふところも安心ということです。
主人は、中津のフランス料理とか、高級料理とか名付けていますが・・・???
そして、ここの名物は・・・「トイレ」!!
なんで???
「いこい」初心者には、ちょっとキョーレツ・・・です。
裏方の倉庫の中を通り抜けて、暗い路地のようなところの奥にトイレがあります。
初心者は、まるで「お化け屋敷」に、おそるおそる踏み入るような感じです。
そして、男性トイレの窓からは、外の暗い夜道を通る人が時折ちらっと見えます。
私もここの場所は知っていますが、いつも行くのは、お店を出て、阪急中津駅改札口のすぐ横にあるトイレ。
こちらの方が、何となく安心・・・!!!
お店のおすすめメニューは、まず、冬場は湯豆腐。
中津商店街の中にある、昔からの古いお豆腐屋さんが作っている豆腐で、井戸水から作られており、これが結構美味しいのです。
今のNHK連続テレビ小説「だんだん」のヒロイン三倉茉奈・佳奈が、子供の時に同じくヒロインで出ていたテレビ小説「二人っこ」の中で、舞台となった豆腐屋さんの演技や技術指導をされたのが、この中津のお豆腐屋さんです。とってもまろやかな味で、青まめ豆腐はそのままでも甘みがあって美味しく、私も、ここの豆腐ファンのひとりです。
次は、チク天(チクワの天ぷら)、串カツ(豚肉とタマネギのカツ)、ゲソ塩(イカゲソの塩焼き)、肉じゃが、牛スジなどがおすすめ。
主人は、いつも、クジラの味付きソテーを頼みます。今どきに、クジラなんて珍しいですよね〜。(皮クジラもありますヨ)
いつも、満足して帰ります。
今日も、主人は食べて飲んだら、さっさと帰宅します。
飲むとテンションは上がるのですが、体が「だる気持ちいい〜」状態になって、早く家で靴下脱いで、「足を投げ出したい病?」にかかるようです。もともと、アルコール分解酵素が少ない体質ですが、飲む雰囲気は好きなんですね。
私は、もう少し残って、二次会へ。
帰宅は、ゴゼンサマでゴメンサマ・・・???