浩子の部屋

大規模改修工事

3月より始まった自宅マンション全体の大規模改修工事。
すでに、1ヶ月が経過しました。
最初の頃は、外壁塗装のための鉄柵と足場が、次々と建ち上げられていきました。私の自宅は、13階建の12階にあるので、下の階から積み上げられる様子をずっと眺めていたのですが、ついに自分のところまでやってきました。
その時の様子です。
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下を覗くと、ほんとに「こわ〜〜い!」ような場所で、次々と渡り廊下のようなものが積み上げられていきます。まだ、しっかり固定される前の工事ですから、作業員の方たちが、何の不安げもなく、ヒョイヒョイと、ごく当たり前のように、ベランダ外側の鉄柵のところを通られている姿。私の方が、ヒヤヒヤ、ドキドキ・・・しながら、見守っています。
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主人も、
「こんな所、よう平気で通れるなあ〜。見てるだけで、縮み上がりそうや〜ぁ。」
と、こわごわ〜〜、おそるべし〜〜。
男の人でないと、きっと無理な仕事ですね。
ズボンの裾が拡がった形の「ニッカーボッカー」は、このような「とび職」の人には、安定感があり、足もとに何かが接触するとすぐに察知でき、危険を回避することができるという“すぐれもの”なんだそうです。
また、暑い時でも、汗が浸み込んで肌にまとわりつくこともなく、涼しいのだとか。
何か、粋がって「ええかっこ」しているみたいですが、裏側にはいろんな利点があるんですね。ただし、こういう服を着ている方は、ヘルメットの内側は金髪に染めていて、様々な斬新なヘアースタイルであったり、世間でよく言われる「ヤンキー」ぽい人のようですが、中身はとても礼儀正しく、住人には丁寧で、優しく言葉をかけてくださいます。
いわゆる体育会系の感じです。男臭いというか、頼もしいですね。
でも、この仕事は若者しかできそうにもありません。
ウチの主人は、どっちかというと高所恐怖症型(?)です。ジェットコースターに乗ると、必ず、気分が悪くなって・・・ひどい時には、医務室行き。一日中、頭がフラフラして・・・
もっとひどい時には、翌日の診療中も、患者さんの口の中を覗いていると、頭がクラッとして「オェ〜〜ッ!」となるんだそうです。
「それやったら、最初から乗らんかったらええのに〜〜!」
って、思いませんか?
それが、珍しもん好きの乗りたがり・・・なんです。
一度は、トライしてみたいんです。やめときゃいいのに・・・
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そんな主人は、今日も、ベランダの外側で仕事する作業員の方の様子を、チラチラ覗きに行ってます。
「何やってんねや〜〜?」
と、興味津々。ほんまは、自分がやりたいんやねぇ〜。
そうか!! 主人は、本当はこういう人が憧れなんやねぇ〜。
今、やっとわかった!!
狭い部屋で、コチコチと、皆さんの口の中の修理をするのが趣味やと思っていたけれど、ほんとは、男らしく、格好よく、っていうのが理想だったようです?!
その昔は、柿の木に登って、「ワルガキ」を演じていたようですが・・・
主人の叔父が、その「ワルガキ」(柿とガキの掛け言葉)の写真を新聞に投稿され、掲載されたそうです。(フフフ)
そのワルガキは、今日も、何も支障のなかった診療所の水道の配水管を掃除(?)して、元に戻したはずが・・・
逆に「水漏れ」して・・・
また、バルブを締めなおして・・・修理して・・・小規模改修工事???
今でも、ちっちゃな「ワルガキ」を演じている(?)ようです。(笑)
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