晴天のもと、桜が満開となりました。
暖かな日差しの中、皆さんも、花見に出かけられてきているようです。
スッタフも全員揃っているので、今日は、昼休憩の時間に、毎年恒例の写真を撮影しました。ここで、お昼をゆっくり味わいたいくらい、ポカポカ陽気。
青い空に映える薄ピンク色の桜。ほんまに、きれいやねぇ〜〜!!
桜を見ていると、ほんとに全てを忘れて、日本の心、日本の良さ、そして、この季節を迎えた喜びが、どっと湧いてきますねぇ〜。
ほんまにうれしい〜〜。風にそよぐ桜の花。1年間耐えに耐えて「花開く」という、日本人の本来の気質みたいなところがあって・・・
冬が完全に終わりを告げ、陽気な季節が来ることを、皆さんが待ちわびる心と同じように、わ〜〜っと、一瞬に咲ききってしまうんですもの。
「桜のようになりたい。」「桜のようでいたい。」「桜でありたい。」
いろんな思いがあるでしょうが・・・
この花を見る誰もの目線が、喜びと輝きにみちあふれているですよねぇ〜〜。
何もかも、嫌な事が吹っ飛んでしまいそうな・・・
「さくらたちよ〜〜!! 愛してるよ〜〜!!」
って、叫びたくなるほど、この花に惹かれます。
日本人に生まれて、日本の国花であって、本当によかったと思う瞬間です。
「どうして、こんなにきれいなんだろう?」
近くに寄れば寄るほど美しく、その可憐で透明感のある花びらに魅了されてしまいます。空の青さと、こんなにマッチングする花は無いのでは・・・と思います。
私は、桜にあこがれつづけて・・・
ついに・・・桜の花、しかも、青い空に浮かび上がる桜の花を描いた着物が欲しい・・・と思い、京都の友禅作家の方に、希望する色地で花を描いていただきました。
思い通りの着物の地色に、しだれ桜がきれいに浮かび上がって・・・
帯もお揃いで作っていただいて・・・
なんて、贅沢なんでしょうね。(と、自分でも思います・・・)
それくらい、「桜の花を身にまといたい」と、思ったからです。
その着物は、スタッフの結婚式、娘の高校の入学式、大学の卒業式、春の宴会等・・・
とても役に立ちました。今でも、ほんとに気に入っています。
「さくら」という言葉のひびき・・・
「咲く花たち」という意味が込められていると思います。
私達も、常に「咲く花」であり続けたいと願います。
それが、ひっそりであっても、大舞台であっても・・・
自分のある限りの力で、精一杯「花開く」ことが大切。
美しい美しい花。誰が見ても、たとえ一輪であっても、どんな場所にあっても、ひたすら咲いている花は、美しい!!
人間も、満開の花になれるよう、また、散り際も美しくあるようになりたいものですね。
花びら舞う 風の世界に しばし酔う