浩子の部屋

あ〜あ、紙切れ

今日の昼頃、東京三菱UFJ証券の担当の方から、電話がありました。
「もう、世間で騒がれているので、お耳に届いていることだとは思いますが・・・
現在、江上様のお持ちのJAL株が、売買できない状態にありまして・・・」
「ええ、もう諦めておりますが・・・」
「それで、お預かりしている株が、2月20日で実質消滅してしまいます。」
「えっ?!消滅ですか?何の形も残らないと・・・???」
「ええ、上場廃止ですので、まったくの紙切れになってしまいます。」
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現在、1株2円とか・・・いっていますが、もはや無駄な抵抗、案山子に帽子???
一瞬にして、ゼロ円になってしまいましたぁ〜〜(嘆)。22年前のバブル期に株主優待券目当てに買った「東亜国内航空株」が、1990年に「日本エアシステム株」になり、2004年にはJALに吸収合併されて、「JAL株」になりました。当時、おそらく、140万円くらいだったような記憶がありますが・・・もはや、消えて無くなりました。はぁ〜、えらいこっちゃ〜〜〜。
(現実には、昔の書類が出てきて・・・190万円?!でした。)
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バブル期の弊害は、未だに残っています。NTT株も大損しています。まだ、上場廃止になっていないだけ、ましなようです。すでに、私の眼中にないというか、今更何をしても無駄な抵抗としか思えません。最近・・・というか、一昨年のリーマン・ショック以来、アリコ・ジャパンのドル建て保険も解約して、大損。主人の住友生命の保険も切り替えてしまったところで、会社役員を退職してしまい、その保険も解約せざるを得なく、これも小損。スリランカ人の宝石商に騙されて?、勢いで買ってしまった宝石も、小損。娘から預かった大切な現金を、誤ってごみ箱に捨ててしまって、大損。ほんまに、お金が消えて行ってしまったことが、たて続けでした。
世の中が、今までの常識を超えて、変貌していっている気がします。「絶対大丈夫」という言葉は、現代社会では通用しません。かなりの危険度を感じながら、進んでいくしかない。ちょっとバクチ的な発想がないと、自分自身が崩れていきます。
「来るもの拒まず、去るもの追わず。」
いつも前を見据えて、で〜〜んと構えていないと、世間の風は「冷たい」どころか吹き飛ばされる運命にある。本当の世の中の厳しさを味わうのは、これからなのかもしれません。
今まで培った経験値が、比較検討できるものでなくなってきました。経験や体験したことを元に、これからは自分の感性を磨いて、世の中の動向をいち早くキャッチできるようにしたいものです。
経験は、理論に勝る。
感性は、理性に勝る。
紙切れは、忘却に限る。

紙切れが、白い煙とともに消えて無くなっていくイメージ・・・(トホホ)
笑うしかないですよねぇ〜。
<追伸>
昭和62年の売買報告書。ただの紙切れのはずが、こんなところで「出番」があったとは・・・
苦節23年の「証し」。今こそ陽の目を見るときぞ〜!!

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