いよいよバレンタイン用のチョコを仕入れに行かないと・・・
以前から下見していた阪急百貨店1Fの「モンシュシュ」の8個入りチョコを目指して出かけました。堂島ロールの購入時間と重なると並ばないといけないので、その合間の時間に行ってみました。すると、目当てのチョコがありません?!すでに完売しており、次の入荷がいつか、まったくわからないというのです。どうしよう・・・(困惑)。
とりあえず、昨日から始まった10階の催場「バレンタインチョコレート博覧会」に行ってみました。
三田で有名な「S・コヤマ」の「キャトリエンムショコラ進」阪急限定商品を見に行ったのですが、ちょっと見映えがパッとしません。少し他を探そうと思って、その会場の番号?のお店「デザートサーカス」から見て回ろうとしていました。すると、その店の店員さんが、
「今なら、このチョコレートを作られたシェフの直々のサイン付きですよ〜。3時から5時の間しか書いていただけないので、今がチャンスです。デンマークの王室御用達のチョコレートですよ。いかがですか〜♪」
と言っておられたので、つい見入ってしまいました。
見ると、青い目の素敵なかっこいいシェフが、一生懸命サインを書かれていました。
「美味しいのかしら?中はどんなになっているの?」
と、店員さんに尋ねたら、
「味がしっかりしていて、外と中が違っていて、いろんな味が8種類入っているんです。」
「いまなら、全部にサインしてくださるの?」
「ええ、もちろんです。書いていただけるのは、今だけですから・・・」
「じゃあ、これ30個ください。」
「えっ、30個もですか?ちょっとシェフに言ってみます。」
シェフが、私のほうを見て、
「OH! Thirty?? Reary?! Can you speak English?」
「A little」
「So nice and very happy! To whom do you present these?」
「My business partners.」
というような私のカタコトの会話ですが、シェフがとっても喜んでくださって、一緒に写真を撮らせてもらいました。すごくフレンドリーで、真面目な感じで、好青年です。
他のお客さんを押しのけて、せっせとサインを書いてくださいました。とてもお茶目な方で、30個並べてそこに顔を出すから、撮ってくださいとおっしゃいます。
マネージャーのような日本人男性がついてきておられ、いろいろと詳しく説明してくださいました。
「デザートサーカスは、デンマークのロイヤル・ファミリー(王室)御用達シェフ「モーテン・ヘイバーグ」さんが、パティスリー世界第1号店として日本に昨年3月に出店したばかりです。東京の伊勢丹新宿本店の1店のみしかなく、今回は、阪急百貨店本店からのオファーで催場出店することになりました。2004年のデンマーク皇太子ウェディングの時に、チョコレートやデザートを全部手がけられて有名になりました。日本の皇太子殿下がその時デンマークに来られて、このチョコを大変気に入られ、お土産に5キロも買って帰られたそうです。現在、新宿のお店では、ケーキやチョコバーガー等もとても人気があるんです。シェフから直々にサインがもらえることは、めったにありませんので、ほんとにラッキーですよ。」
ほんとに、なんという偶然?!なんというタイミング?!なんという出逢い?!
モンシュシュが売り切れでなかったら、ここには絶対に来ていなかったのですから、売り切れに感謝しないといけませんね。
最後に、30個のサインのあと、1〜30の番号を付けてくださいました。そして、30個並べて、もう一度一緒に写真を撮りましょうと言われました。
シェフに、あなたのご主人には何番をあげますか?と尋ねられて、一応1番とは答えましたが・・・さて・・・???
30番のほうがいいかも・・・
「30個買わせていただきました」という意味で・・・(笑)。
<追伸>
デザートサーカスの原理はシンプル。
最高の材料だけを使い、最高の技能で、妥協はない。
KEEP IT SIMPLE!